9.3.1.30 tfactl setresourcelimit
tfactl setresourcelimit
コマンドを使用して、Oracle Trace File AnalyzerのCPU使用率およびメモリー使用量を制限します。
ノート:
tfactl setresourcelimit
コマンドは21.1で非推奨になりました。かわりにahfctl setresourcelimit
を使用することをお薦めします。
構文
tfactl setresourcelimit
[-tool tool_name]
[-resource resource_type]
[-value value]
パラメータ
表9-68 tfactl setresourcelimitコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
制限を最小で1つのCPUの50%、最大で4個または使用可能なCPUの75%のいずれか小さい方に設定します。デフォルトでは、CPUの制限は最大値に設定されています。 TFAを単一のCPUの最大50%に制限するには: メモリー使用量は、 |
|
現在、 デフォルト: |
|
CPUまたはメモリーのいずれかを指定できます。 |
例9-85 setresourcelimitの例
CPUが10個のサーバーでは、デフォルトの制限は4個のCPUになります。
# tfactl setresourcelimit
Tool TFA: Resource CPU: Limit value: 4
CPUが4個のサーバーでは、デフォルトの制限は3個のCPU (使用可能なCPUの75%)になります。
tfactl setresourcelimit
Tool TFA: Resource CPU: Limit value: 3
# tfactl setresourcelimit -value 2
Tool TFA: Resource CPU: Limit value: 2
メモリー使用量を1 GBのシステム・メモリーのみに制限するには、次のようにします。
tfactl setresourcelimit -resource kmem -value 1024
システム・メモリーとスワップ・メモリーの合計を2 GBの実行に制限するには、次のようにします。
tfactl setresourcelimit -resource swmem -value 2048