1.10 Autonomous DatabaseでのOracle Graphの使用

Autonomous Databaseを使用したOracle Graphを使用すると、Autonomous Databaseのデータからプロパティ・グラフを作成できます。

共有デプロイメントでOracle Autonomous Databaseを使用する場合、グラフ分析を使用するアプリケーションを開発するための強力なユーザー・インタフェースであるGraph Studioを使用できます。Graph Studioを使用すると、Autonomous Databaseの表からのグラフのモデリングを自動化できます。複数の視覚化オプションがある拡張ノートブックを使用して、グラフ問合せを対話形式で分析および視覚化できます。Graph Studioで60以上の組込みグラフ・アルゴリズムを実行して、グラフ・データに関する有用なインサイトを得ることができます。詳細は、Oracle Autonomous DatabaseでのGraph Studioの使用を参照してください。

または、Oracle Autonomous DatabaseファミリでOracle Graph Server and Clientを使用して、プロパティ・グラフを作成および操作できます。

これには、すべてのバージョンのOracle Autonomous Database (共有)、Oracle Autonomous Database (共有)およびOracle Autonomous Database (専用)が含まれます。

2層モード(Autonomous Databaseに直接接続)または3層モード(中間層のPGXに接続し、Autonomous Databaseに接続する)で接続できます。(2層および3層の接続モードの基本情報は、「Oracle Databaseへのグラフの格納とメモリーへのグラフのロード」を参照してください)。

グラフを格納するデータベース・スキーマには、「データベース・ユーザーに必要な権限」にリストされている権限が必要です。