セキュリティを設定するための一般的なワークフロー

このワークフローを使用して、新しいOracle Analytics Serverインスタンスでセキュリティを設定する方法を理解します。

タスク 説明 詳細情報

ユーザーおよびグループを作成するための認証にデフォルトの組込みWebLogic LDAPサーバーを使用するかどうかの決定

ユーザーが1,000人を超える環境では、WebLogic LDAPサーバーを使用することはお薦めしません。高可用性およびスケーラビリティを備えた本番環境が必要な場合は、Oracle Internet Directoryなどのディレクトリ・サービス、またはサードパーティのディレクトリ・サービスを使用します。

WebLogic Server管理コンソールを使用して、ユーザーおよびグループを作成し、ユーザーをグループに割り当てます。Oracle Analytics Serverコンソールを使用してユーザーおよびグループを作成および管理することはできません。

組込みWebLogic LDAPサーバーにおける新規ユーザーの作成

組込みWebLogic LDAPサーバーにおける新規グループの作成

組込みWebLogic LDAPサーバーにおけるグループへのユーザーの割当て

Oracle Internet Directoryなどの代替認証プロバイダを使用してユーザーおよびグループを作成するかどうかの決定

認証プロバイダとしてOracle Internet Directoryを構成します。

認証プロバイダ・ツールを使用して、ユーザーおよびグループを作成し、ユーザーをグループに割り当てます。Oracle Analytics Serverコンソールを使用してユーザーおよびグループを作成および管理することはできません。

代替認証プロバイダを構成するための大まかなステップ

アプリケーション・ロールの設定

インストールで提供されるアプリケーション・ロールを確認し、追加のロールを作成する必要があるかどうかを決定します。

Oracle Analytics Serverコンソールを使用して、アプリケーション・ロールを追加します。

事前定義済アプリケーション・ロール

独自のアプリケーション・ロールの追加

アプリケーション・ロールに割り当てられた権限セットのカスタマイズ

必要に応じて権限を追加または削除します。

権限付与または取消しスクリプトを使用して、アプリケーション・ロール権限を追加または削除します。

権限割当ての付与または取消し

ユーザーおよびグループへのアプリケーション・ロールの割当て

必要に応じて、アプリケーション・ロールをユーザーおよびグループに追加します。

Oracle Analytics Serverコンソールを使用して、アプリケーション・ロールをユーザーおよびグループに割り当てます。

ユーザーへのアプリケーション・ロールの割当て

グループへのアプリケーション・ロールの割当て

リポジトリおよびプレゼンテーション・サービスの権限の微調整

ユーザーおよびグループが保持する権限をOracle Analytics Serverリポジトリおよびクラシック・ホーム・ページで追加および削除します。

Oracle BI管理ツールおよびOracle Analytics Serverクラシック管理ページを使用して、これらの権限を追加および削除します。

Oracle BI管理の使用によるメタデータ・リポジトリ権限の管理

アプリケーション・ロールの使用によるPresentation Servicesの権限の管理

シングル・サインオン(SSO)認証をデプロイするかどうかの決定

SSO認証を構成します。

SSO認証の有効化

Secure Socket Layer (SSL)をデプロイするかどうかの決定

SSL経由で通信するためのOracle Analytics Serverコンポーネントを構成します。

Oracle Analytics ServerにおけるSSLの構成