分析およびダッシュボードからのコンテンツのエクスポート

分析およびダッシュボードからコンテンツをエクスポートできます。

分析の結果のエクスポート

Microsoft Office Excel、Adobe PDFとCSV形式、および様々なデータのみの形式(書式設定なし)のデータおよび書式設定を含む分析結果は、様々な形式にエクスポートできます。

たとえば、あるサプライヤが在庫管理分析の結果をMicrosoft Excelで確認できるように、この分析をエクスポートできます。

100万行を超えるデータをエクスポートする場合、エクスポート可能な最大行数について管理者に確認してください。
  1. 編集する分析を開きます。
  2. データおよび書式設定をエクスポートするには、「この分析のエクスポート」「フォーマット済」の順にクリックして、出力形式を選択します。
  3. データのみをエクスポートするには、「この分析のエクスポート」「データ」の順にクリックして、出力形式を選択します。

ダッシュボードおよびダッシュボード・ページのエクスポート

ダッシュボード全体または1つのダッシュボード・ページをMicrosoft Excel 2007以上にエクスポートできます。ダッシュボードの内容をMicrosoft Excelにエクスポートするとき、ダッシュボードの状態(プロンプトやドリルなど)は変わりません。

たとえば、ブランド売上分析が含まれるダッシュボード・ページをエクスポートできます。これによって、ブランド・マネージャはこのデータをMicrosoft Excelでレビューできます。

  1. エクスポートするダッシュボードまたはダッシュボード・ページを開きます。
  2. 「ダッシュボード・ページ」ツールバーで、「ページ・オプション」をクリックし、「Excelにエクスポート」を選択して、「現在のページのエクスポート」または「ダッシュボード全体のエクスポート」のいずれかを選択します。

    ダッシュボード全体をエクスポートする場合:

    • 各ページはExcelワークブックの個々のシートに含められます。

    • 各シートには対応するダッシュボード・ページの名前が付けられます。

  3. ファイル・ダウンロード・ダイアログを使用して、ダッシュボードまたはダッシュボード・ページをスプレッドシート・ファイルとして開くか保存します。

エクスポートのヒント

ここでは、分析、ダッシュボード、およびダッシュボードのページからデータをエクスポートする場合のヒントをいくつか示します。

  • 100万行を超えるデータをエクスポートする場合、エクスポート可能な最大行数について管理者に確認してください。
  • デフォルトでは、表またはピボット表をExcelにエクスポートする場合、複数の行にわたるセルおよび複数の列にわたるセルを(常に繰り返すのではなく)繰り返すかどうかが、「列のプロパティ」ダイアログ: 「列書式」タブの「値の抑制」オプションによって決まります。Excelスプレッドシートを使用するユーザーがデータを操作する場合は、Excelにエクスポートする際に値を抑制しないでください。

    • 「値の抑制」「抑制」に設定されている場合、複数の行にわたるセルおよび複数の列にわたるセルは繰り返されません。たとえば、YearとMonthの値を含む表では、Yearは複数のMonthの値に対して1回のみ表示されます。この値の抑制は、Excelスプレッドシートにデータを表示するのみの場合に便利です。

    • 「値の抑制」「繰返し」に設定されている場合、行をまたがるセルおよび列をまたがるセルが繰り返されます。たとえば、YearとMonthの値を含む表では、すべてのMonthの値に対してYearが繰り返されます。

  • PDF形式では、行はまとまって保持されずに改ページで分割されます。

  • エクスポートした形式では「アクション」リンクは含まれません。

  • Excelにエクスポートする場合、数値および日付は、指定されたデータ書式の文字列としてではなく、完全な数値精度および書式設定マスクが設定されたRAW書式でエクスポートされます。

  • フォーマットされたExcelスプレッドシートに分析結果をエクスポートするときに、完全な精度の値をエクスポートするか、パフォーマンス・タイルに表示される省略値をエクスポートするかを選択できます。「パフォーマンス・タイルのプロパティ」ダイアログで、パフォーマンス・タイルで使用される省略のレベル(千や百万など)を決定する省略値オプションを選択します。省略値をExcelにエクスポートするには、「フォーマットされたExcelでの省略」オプションを選択します。

  • Excel形式に直接エクスポートすることもできますが、多数の行のエクスポート時には、最初にCSVにエクスポートした後、そのファイルをExcelにインポートする方がパフォーマンスがよくなる場合があります。