3 Oracle Database Appliance 19.15のパッチ
このリリースのOracle Database Applianceのパッチ、ダウンロードの場所およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
- 以前のリリースからのパッチ適用
Oracle Database Applianceの以降のリリースにパッチ適用するための最小バージョンを理解します。 - 最小ソフトウェア・バージョン要件
このリリースのOracle Database Applianceをインストールするための最小ソフトウェア・バージョン要件を確認します。 - Oracle Database Applianceベア・メタル・システムおよびKVMのパッチ
My Oracle SupportでOracle Database Applianceに使用可能なパッチをダウンロードし、前提条件およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
以前のリリースからのパッチ適用
Oracle Database Applianceの以降のリリースにパッチ適用するための最小バージョンを理解します。
以前の4つのリリース内のOracle Database Applianceデプロイメントにパッチを適用することをお薦めします。 特定のリリースへのアップグレードには、パッチレベルの最小要件が存在する場合があります。 このリリースのOracle Database Applianceでは、パッチ適用手順がいくつか変更されています。 ハードウェア・モデルのOracle Database Applianceデプロイメントおよびユーザーズ・ガイドに記載されている、アプライアンスにパッチを適用する一連の手順に従ってください。
次の表をリリースへのパッチ適用の最小要件のインジケータとして使用します。
表3-1 Oracle Database Applianceリリースの最小パッチ要件
Oracle Database Applianceのリリース(パッチ適用先リリース) | パッチ適用先のサポートされている最早リリース(このリリースをお薦めします) |
---|---|
19.15.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.14.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.13.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合:
|
19.12.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.11.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.10.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
|
19.9.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合:
|
19.8.0.0 |
ベア・メタル・システムの場合:
仮想化プラットフォーム・デプロイメントの場合:
|
19.7.0.0 |
|
19.6.0.0 |
|
18.8.0.0 |
|
18.7.0.0 |
|
18.5.0.0 |
|
18.3.0.0 |
|
12.2.1.4.0 |
|
12.2.1.3.0 |
|
12.2.1.2.0 |
ノート: 12.2.1.2.0は、仮想化プラットフォームではサポートされていません。 |
12.1.2.12 |
|
12.1.2.11 |
|
12.1.2.10 |
|
12.1.2.9 |
|
12.1.2.5 | 12.1.2.0から12.1.2.4 |
12.1.2.0.0 | 2.2.0.0.0から2.10.0.0.0 |
2.2.0.0.0 | 2.1.0.3.1以前 |
リリース12.2.1.1.0はX7-2モデルでのみサポートされているため、表にはリストされていません。
最小ソフトウェア・バージョン要件
このリリースのOracle Database Applianceをインストールするための最小ソフトウェア・バージョン要件を確認します。
Oracle Database Applianceベア・メタル・システムでは、Oracle Database Applianceリリース19.15をプロビジョニングできます。 Oracle Database Applianceリリース19.15のパッチを適用できるベア・メタル・システムは、Oracle Database Applianceリリース19.11以降です。 また、KVM上のOracle Database Appliance DBシステムにパッチを適用してリリース19.15にすることもできます。
Oracle Database Applianceベア・メタル・システムおよびKVMのパッチ
My Oracle SupportでOracle Database Applianceに使用可能なパッチをダウンロードし、前提条件およびパッチの適用方法に関する情報を取得します。
My Oracle Supportからパッチをダウンロードするときに、リリース・リストからOracle Database Applianceリリース19.15を選択します。
表3-2 Oracle Database Applianceリリース19.15のOracle Database Applianceのパッチ
パッチ・タイプ | パッチ番号 | 説明 | リソース |
---|---|---|---|
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceサーバー・パッチ |
サーバー・パッチを使用して、デプロイメントをOracle Database Applianceリリース19.15に更新します。 デプロイメントをリリース19.15に更新するには、サーバー・パッチ、Oracle Grid Infrastructureクローン・ファイルおよびOracle Databaseクローン・ファイルをダウンロードする必要があります。 |
||
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceグリッド・インフラストラクチャ・クローン |
パッチ30403673を使用して、デプロイメントをOracle Database Applianceリリース19.15に更新します。 このパッチを使用して、Oracle Database Applianceの初期デプロイメントも実行します。 このバンドルには、リリース19.15のOracle Database Appliance ISOイメージでOracle Database Applianceを再イメージ化した後、Oracle Database Applianceにデプロイする最新のOracle Grid Infrastructureおよびデータベース・コンポーネントが含まれています。 |
||
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン19.15.0.0.220419 |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン19.15.0.0.220419を使用して、ODACLI/DCSスタック用の19.15データベース・ホームを作成します。 |
データベース・クローン・ファイルを使用したOracle Database Applianceリポジトリの更新 | |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン12.1.0.2.220419 |
ODACLI/DCSスタック用のOracle Database Applianceデータベース・クローン12.1.0.2.220419を使用して、19.15 ODACLI/DCSスタック用の12.1.0.2データベース・ホームを作成します。 |
||
Oracle Database Appliance ISOイメージ |
ISOイメージを使用して、Oracle Database Appliance 19.15のオペレーティング・システムを再イメージ化します。 サーバーを再イメージ化すると、そのサーバーのローカル・ディスクに新しいオペレーティング・システムがインストールされます。 |
||
Oracle Database Appliance KVMデータベース・システム・テンプレート |
KVMデータベース・システム・テンプレートを使用して、Oracle Database Appliance 19.15のKVMベースの仮想化をデプロイします。 |
||
DBシステム用のOracle Database Appliance 21.6.0.0.220419 GIクローン |
Oracle Grid Infrastructure 21cクローン・ファイルを使用して、Oracle Database 21cデータベースをDBシステムにデプロイします。 |
||
DBシステム用のOracle Database Appliance 21.6.0.0.220419データベース・クローン |
Oracle Database Appliance 21.6.0.0.220419クローン・ファイルを使用して、Oracle Database 21cデータベースをDBシステムにデプロイします。 |
||
Oracle Database Appliance 12.1.2.12, 12.2.1.4, 18.3, 18.5, 18.7, 18.8 OAK/DCSスタックのアップグレード・ユーティリティ |
Oracle Database Applianceアップグレード・ユーティリティを使用して、デプロイメントをOracle Database Applianceリリース19.15に更新します。 データ保存再プロビジョニング機能の最初のステップを実行するには、ユーティリティをダウンロードする必要があります。 |