コンテナ

コンテナに関連する次の機能は、Oracle Linux 9では非推奨です。

システム接続の場合のcontainers.conf

containers.confファイルは、Podmanコマンドでは読取り専用です。システム接続およびファーム情報は、Podmanでのみ管理されるpodman.connections.jsonファイルに格納する必要があります。

Podmanは、[engine.service_destinations][farms]セクションなどの古い構成オプションを引き続きサポートしています。必要に応じて接続またはファームを手動で追加することはできますが、podman system connection rmコマンドを使用してcontainers.confファイルから接続を削除することはできません。

slirp4net

slirp4netnsネットワーク・モードは非推奨です。pastaネットワーク・モードは、ルートレス・コンテナのデフォルトのネットワーク・モードです。

ルートレス・コンテナのcgroupsv1

ルートレス・コンテナにcgroupsv1を使用することは非推奨です。

cgroupsv1は、Oracle Linux 9で非推奨です。「cgroupsv1」を参照してください。

runcコンテナ・ランタイム

runcコンテナ・ランタイムは非推奨です。デフォルトのコンテナ・ランタイムはcrunです。

ネットワーク名としてのpasta

pastaをネットワーク名値として使用することは非推奨です。

BoltDBデータベース・バックエンド

BoltDBデータベース・バックエンドは非推奨になり、SQLiteデータベース・バックエンドが優先されます。

Oracle Linux 7ホスト上のOracle Linux 9コンテナ

Oracle Linux 7ホストでのOracle Linux 9コンテナの作成はサポートされていません。この構成のデプロイは成功する可能性がありますが、保証されません。

Podman内のSHA-1アルゴリズム

SHA-11アルゴリズムを使用したルートレス・ネットワーク・ネームスペースのファイル名生成のサポートは、Podmanで削除されます。バージョン4.1.1より前のPodmanを使用して構成されたルートレス・コンテナを再起動する必要があります。slirp4netnsを使用するのでなく、これらのコンテナを再起動すると、コンテナが確実にネットワークに加わり、アップグレードされたPodmanバージョンで作成されたコンテナに接続されます。

CNIネットワーク・スタック

コンテナ・ネットワーク・インタフェース(CNI)ネットワーク・スタックは非推奨です。Netavarkネットワーク・スタックは、Podmanおよびその他のOpen Container Initiative (OCI)コンテナ管理アプリケーションで使用できます。また、PodmanのNetavarkネットワーク・スタックは、高度なDocker機能と互換性があります。