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1 Oracle Linux Automation ManagerおよびOracle Linux Automation Engineについて

Oracle Linux Automation Managerバージョン1.0はオープン・ソース・プロジェクトのAnsibleおよびAWXに基づくもので、プレイブックで操作するインベントリに対してOracle Linux Automation Engineプレイブック・タスクをスケジュールおよび実行するためのタスク・エンジンであり、Webインタフェースです。 Oracle Linux Automation Engineは、ソフトウェアのデプロイ、システムの構成、およびアップグレードや更新などのタスクの調整をプレイブックの形式で行うための自動化ツールです。

Oracle Linux Automation Managerバージョン1.0は、AWXバージョン15.0.1のオープンソース・ソフトウェアに基づいています。 AWX開発ブランチおよびドキュメントは、https://github.com/ansible/awx/tree/15.0.1を参照してください。

Oracle Linux Automation Engineは、Oracle Linux Automation Managerバージョン1.0に含まれ、Ansibleバージョン2.9.21のオープンソース・ソフトウェアに基づいています。 Ansible開発ブランチおよびドキュメントは、https://github.com/ansible/ansible/tree/v2.9.21を参照してください。

Ansibleは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標です。

Oracle Linux Automation Managerについて

Oracle Linux Automation Managerには、組織がブラウザのユーザー・インタフェースを使用してインフラストラクチャ構成を効率的に管理できる機能があります。 Oracle Linux Automation Managerを使用すると、次のことができます。

  • Oracle Linux Automation Managerを使用する組織、ユーザーおよびチームの権限を作成および構成します。 プロジェクトを作成する前に、少なくとも1つの組織が必要です。

  • Oracle Linux Automation Managerで、Oracle Linux Automation Managerを実行するローカル・マシンやリモートGitリポジトリなど、様々なソースからOracle Linux Automation Engineプレイブックをインポートするプロジェクトを作成します。

  • プレイブック・タスクを実行するホストを指定するインベントリを作成します。 これを手動で行うことも、Oracle Linux Automation Engineインベントリ・ファイルをインポートすることもできます。

  • プレイブック・タスクが実行されるホストのSSH認証詳細を含む資格証明、およびプロジェクトで指定されたリモート・リポジトリ内のOracle Linux Automation Engineプレイブックに必要なすべての資格証明を作成します。

  • 実行するプロジェクトおよびプレイブックを指定するジョブ・テンプレートを作成します。

  • 手動で起動するか、ジョブ・テンプレートの起動をスケジュールし、その結果を確認します。

重要な更新および新機能

このセクションでは、重要なパッチとリリース更新および新機能について説明します。 Oracle Linux Automation Managerのアップグレードの詳細は、「Oracle Linux Automation Managerの管理について」を参照してください。

リリース1.0.1の重要な更新および新機能

次に、Oracle Linux Automation Managerの機能の一部を強調表示で示します。

  • Oracle Linux Automation Manager REST API: REST APIを使用して、プログラムでOracle Linux Automation Managerサーバーと対話できるようになりました。 APIはAWXバージョン15.0.1のオープン・ソース・ソフトウェアに基づいており、すべてのアップストリーム機能がREST APIで公開されていますが、サポートは、『Oracle Linux Automation Managerの開始』で説明されている機能に制限されます。 詳細は、「Oracle Linux Automation Manager 1.0: CLIおよびAPIリファレンス・ガイド」を参照してください。

  • Oracle Linux Automation Manager CLI: Oracle Linux Automation Manager CLIをインストールして使用し、Oracle Linux Automation Managerサーバーと対話できるようになりました。 CLIはAWXバージョン15.0.1のオープン・ソース・ソフトウェアに基づいており、すべてのアップストリーム機能がCLIで公開されていますが、サポートは、『Oracle Linux Automation Managerの開始』で説明されている機能に制限されます。 詳細は、「Oracle Linux Automation Manager 1.0: CLIおよびAPIリファレンス・ガイド」を参照してください。

  • Oracle Cloud Infrastructure Ansibleコレクション資格証明タイプ: Oracle Linux Automation Managerに、Oracle Linux Automation Engineプレイブック内のOCI AnsibleコレクションにアクセスするためのOCI資格証明タイプが含まれるようになりました。 Oracle Linux Automation EngineプレイブックでOCI Ansibleコレクションを使用する場合は、https://docs.oracle.com/iaas/Content/API/SDKDocs/ansible.htmを参照し、AWXに関連する設定手順を確認してください。 OCI資格証明タイプを使用すると、ブログ投稿Ansible TowerおよびAWXでのOracle Cloud Infrastructureの使用方法の説明に従って、OCI資格証明タイプを手動で作成する必要がなくなります。