VMネットワーク・インタフェースの追加、編集、切断または接続
VM [名前]ページを使用して、Cockpit管理者は、仮想ネットワーク・インタフェースの追加、編集、切断、または接続を必要に応じて選択できます。
デフォルトでは、ホストのすべてのVMインスタンスが、NATモードの仮想ネットワーク環境に接続されます。このデフォルト・ネットワーク(
libvirtd
)は、Oracle Linux仮想化パッケージをインストールして有効化しているときに使用できます。
ノート:
仮想ネットワークの設定と管理の詳細は、『Oracle Linux: KVMユーザー・ガイド』の「仮想ネットワークの設定および管理」を参照してください。前提条件
- Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。
詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。
- Cockpit-machinesアドオン・アプリケーションがWebコンソールにインストールされていることと、Oracle Linux仮想化パッケージがホスト・システムにインストールされていて有効化されていることが必要です。
詳細は、「Cockpit-Machinesのインストールと仮想化の有効化」を参照してください。
- 1つ以上の仮想マシン・インスタンスが、管理対象ホスト・システムに存在していて、「仮想マシン」ページに表示される必要があります。
ステップ
Cockpit Webコンソールを使用して、仮想ネットワーク・インタフェースを構成、接続または切断するには、次のステップを実行します。
- Cockpitのナビゲーション・ペインで、「仮想マシン」をクリックします。
「仮想マシン」ページが表示されます。
- 「仮想マシン」ページで、目的の仮想マシンの名前をクリックします。
仮想マシン[VM名]ページが表示されます。
-
仮想マシン[VM名]ページで、「ネットワーク・インタフェース」セクションに移動して、次のいずれかのアクションを実行します:
ネットワーク・インタフェースの追加 次のステップを実行します: - 「ネットワーク・インタフェースの追加」をクリックします。
- ネットワークの追加ダイアログで、必要なプロパティを指定します。詳細は、後述する構成可能なプロパティの説明を参照してください。
- 「追加」をクリックします。
ネットワーク・インタフェースが追加され、ページの「ネットワーク・インタフェース」セクションに表示されます。
- インタフェース・タイプ: リスト・ボックスで、「仮想」(デフォルト)、LANへのブリッジまたは直接アタッチメントのいずれかを選択します。
各オプションの説明については、疑問符アイコンをクリックしてください。
- ソース: リスト・ボックスで、ネットワーク・インタフェース・タイプに適用可能なソース宛先を選択します。
- モデル: リスト・ボックスで、ネットワーク・インタフェース・タイプに適用可能なモデルを選択します。
- MACアドレス: インタフェースのMACアドレスを自動的に生成するか、インタフェースのMACアドレスを手動で入力するかを選択します。
- 永続性(常にアタッチ): このオプションを無効にするには、チェック・ボックスをクリアします。このオプションを有効にするには、チェック・ボックスを選択します。
ネットワーク・インタフェースの削除 次のステップを実行します: - ネットワーク・インタフェースを切断(接続解除)します。
- 「削除」をクリックして、ネットワーク・インタフェース構成を削除します。
「ネットワーク・インタフェース」セクションからネットワーク・インタフェース構成が削除されます。
ネットワーク・インタフェースの切断または接続 次のいずれかを実行します。 - 「切断」をクリックして、VMインスタンスのネットワーク・インタフェース構成を切断します。
- 「接続」をクリックして、VMインスタンスのネットワーク・インタフェース構成を接続します。
ネットワーク・インタフェースの編集 要件: - ネットワーク・インタフェース構成の編集前に、VMインスタンスを停止しておく必要があります。詳しい手順は、「VMインスタンスの起動、停止、削除または割込み」を参照してください。
次のステップを実行します:
- 「編集」をクリックします。
- 「編集」ダイアログで、適用可能なプロパティ(タイプ、ソース、モデル、MACアドレス)を変更します。
- 「保存」をクリックして、変更内容を保存します。
- VMインスタンスを再起動して、ネットワークの変更を適用します。