iSCSIターゲットへの接続の管理
コックピット管理者は、Webコンソールの「ストレージ」ページを使用して、iSCSIストレージ・ターゲットの接続を管理できます。「ストレージ」ページには、iSCSIストレージ接続の追加、マウント、および削除のための構成可能なオプションがあります。
前提条件
- Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。
詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。
cockpit-storaged
パッケージがインストールされている必要があります。-
- iSCSIターゲット・サーバーのIPアドレスとユーザー資格証明(ユーザー名とパスワード)。
- iSCSIホスト・クライアントのイニシエータ名。
iscsid
サービスが、ホスト・クライアント・システムで起動されていて有効化されていること。詳細は、『Oracle Cloud InfrastructureでのiSCSIターゲットとイニシエータの構成』を参照してください。- 管理者権限。
ステップ
Cockpit Webコンソールを使用して、iSCSIターゲット接続を追加、マウントまたは削除するには、次のステップを実行します。
- 「ストレージ」ページで、iSCSIターゲットの表を見つけて、次のいずれかを実行します:
- iSCSIストレージ接続を追加してマウントします:
- 鉛筆(
)アイコンをクリックして、正しいイニシエータ名がホスト・クライアントに割り当てられていることを確認します。
ISCSI [イニシエータ名]の変更ダイアログが表示されます。
- ISCSI [イニシエータ名]の変更ダイアログで、ホスト・クライアントのイニシエータ名を変更するか保持して、次のいずれかをクリックします:
- 変更 - 変更を適用してダイアログを閉じます。
- 取消 – 変更の保存なしにダイアログを閉じます。
- プラス[+]アイコンをクリックして、iSCSIサーバー・ターゲットのIPアドレスとユーザー資格証明を定義します。
iSCSIポータルの追加ダイアログが表示されます。
- iSCSIポータルの追加ダイアログで、次の情報を入力して、「次」をクリックします。
プロパティ 説明 サーバー 「サーバー」テキスト・ボックスに、iSCSI LinuxサーバーのIPアドレスを入力します。 ユーザー名 「ユーザー名」テキスト・ボックスに、管理者ユーザー・アカウントに割り当てられたユーザー名を入力します。 パスワード 「パスワード」テキスト・ボックスに、管理者ユーザー・アカウントに割り当てられたシークレット・フレーズを入力します。 [server_ip_address]ダイアログの「使用可能なターゲット」。
- 「使用可能なターゲット」ダイアログで、リストされているストレージ・ターゲットのいずれかを選択して、「追加」をクリックします。
「ストレージ」ページの「ドライブ」表に、ストレージ[ターゲット名]が表示されます。
- 「ドライブ」表で、iSCSIストレージ・ターゲット名をクリックします。
ストレージ[ターゲット名]ページが表示されます。
- ストレージ[ターゲット名]ページで、「コンテンツ」表に移動し、「マウント」をクリックしてホスト・クライアントにiSCSIファイル・システムをマウントします。
- 鉛筆(
- iSCSIストレージ接続を追加してマウントします:
--または--
- 既存のiSCSIストレージ接続を削除します:
- iSCSIターゲット表で、次の操作を実行します:
- 複数の接続が表示されている場合は、削除するiSCSIストレージ接続の名前を選択します。
- 接続名の上側にあるチェック・マーク・アイコンをクリックして接続を無効にし、「削除」アイコンを表示します。
- 「削除」アイコンをクリックして、ホストから構成されたISCSIストレージ接続を削除します。
- iSCSIターゲット表で、次の操作を実行します: