Cockpitの機能の拡張

Cockpitに追加のサーバー管理機能を含めるために、管理者は任意でOracle Linuxディストリビューションに含まれるアドオン・アプリケーションをインストールできます。例:

ノート:

インストールされているOracle Linuxのバージョンによっては、一部のアドオン・アプリケーション・パッケージをインストールできない場合があります。

表1-2 Oracle Linux Cockpitのアドオン・アプリケーション

アプリケーション インストール・パッケージ 用途
アプリケーションとソフトウェアの更新

cockpit-packagekit

アドオンのアプリケーション管理とソフトウェア更新(通常はデフォルトでインストール)

診断レポート

cockpit-sosreport

システムの問題の診断に役立つレポート。

イメージ・ビルダー

cockpit-composer

システムのデプロイやクラウドへのアップロードに適したカスタム・イメージを生成します。

ファイル・ブラウザ cockpit-files

グラフィカル・ファイル・マネージャを提供します。

カーネル・ダンプ

cockpit-kdump

スタック・トレースの捕捉に役立ちます。

マシン

cockpit-machines

libvirt仮想マシンの管理

パフォーマンス・データ(オンデマンド)

cockpit-pcp

使用状況メトリックと履歴の表示をクリックすると、Cockpit Webコンソールからオンデマンドでインストールされます。

Podman

cockpit-podman

Oracle Linux 8.1以降のPodmanコンテナの管理。

SELinux

cockpit-selinux

SELinux例外を管理および表示します。

ストレージ

cockpit-storaged

ホスト・システムのストレージ・デバイスの管理。