カスタム・リポジトリ・ソースの追加

管理者は、Cockpit Webコンソールでイメージ・ビルダーページを使用して、オプションで、イメージ作成のためのその他のリポジトリ・ソース構成パラメータを定義することもできます。たとえば、Cockpitでの「ソースの追加」ダイアログでは、有効なID、名前、URLおよびタイプを定義した後に、他の既存のソース・リポジトリを指すことができます。

前提条件

  • Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。

    詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。

  • イメージ・ビルダー・パッケージをホスト・システムにインストールする必要があります。cockpit-composerアドオン・アプリケーションを構成する必要があります。

    詳細は、「Cockpit-Composerのインストールと構成」を参照してください

  • 「ソースの追加」ダイアログで定義されているカスタム・ソース・リポジトリには、Cockpitホスト・システムからアクセスできる必要があります。
  • 管理者権限。

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、次の手順に従って、イメージを構築するためのカスタム・ソース・リポジトリを追加します。

  1. Cockpitのナビゲーション・ペインで、イメージ・ビルダーをクリックします。
  2. イメージ・ビルダーページで、「ソース」をクリックします。
    「ソース」ページが表示され、イメージの構築に使用されるデフォルト・リポジトリ・ソースの構成パラメータが表示されます。
  3. 「ソース」ページで、「ソースの追加」をクリックします。
    「ソースの追加」ダイアログが表示されます。
  4. 「ソースの追加」ダイアログで、次の構成パラメータを設定し、「送信」をクリックします。
    ID (必須) 「ID」テキスト・ボックスに、追加するリポジトリ・ソースに割り当てられているIDを入力します。

    例: ol8_baseos_latest

    名前(必須) 「名前」テキスト・ボックスに、追加するリポジトリ・ソースに割り当てられている名前を入力します。

    例: Oracle Linux 8 BaseOS Latest (x86_64)

    URL (必須) 「URL」テキスト・ボックスに、追加するリポジトリ・ソースに割り当てられているURLを入力します。

    例:

    https://yum$ociregion.$ocidomain/repo/OracleLinux/OL8/baseos/latest/$basearch/
    タイプ(必須) 「タイプ」リスト・ボックスで、「YUMリポジトリ」を選択します。
    SSL署名のチェック デフォルト: 無効(チェック・ボックスの選択解除)

    SSL署名のチェックチェック・ボックスを選択して、署名済SSL署名の構成を確認します。または、署名済SSL署名のチェックが必要ない場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。

    GPGキーのチェック デフォルト: 無効(チェック・ボックスの選択解除)

    GPGキーのチェックチェック・ボックスを選択して、GPGで暗号化された公開キーおよび秘密キーの構成を確認します。または、GPGキー構成パラメータをチェックする必要がない場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。

    RSHMの使用 デフォルト: 無効(チェック・ボックスの選択解除)

    RSHMの使用チェック・ボックスを選択して、クラウド環境のRSHMサブスクリプション管理の構成を確認します。または、RSHM構成パラメータをチェックする必要がない場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。

  5. ソース・リポジトリの変更を有効にするために、Cockpitホストを再起動します。
  6. Cockpit Webコンソールにログインし、カスタム・ソース・リポジトリのパラメータがイメージ・ビルダーページの「ソース」セクションに表示されていることを確認します。
    イメージ・ビルダーで、次回のイメージ構築時に、イメージ・ビルダーページの「ソース」セクションにあるソース構成パラメータが自動的に使用されます。