ブループリントの作成

Cockpit管理者は、イメージ・ビルダーWebコンソール・ページを使用して、イメージの構築のためのブループリント仕様を作成できます。

前提条件

  • Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。

    その他の詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。

  • イメージ・ビルダー・パッケージをホスト・システムにインストールする必要があります。cockpit-composerアドオン・アプリケーションを構成する必要があります。

    詳細は、「Cockpit-Composerのインストールと構成」を参照してください

  • イメージ・ビルダーのすべてのブループリントには、ユーザー定義の名前が必要です。その他すべてのブループリント・プロパティ(パッケージへの追加など)およびカスタマイズ・プロパティはオプションです。
  • 管理者権限。

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、次の手順に従ってイメージ・ビルダーのブループリントを作成します。

  1. Cockpitナビゲーション・ペインで、イメージ・ビルダーをクリックしてから、イメージ・ビルダーページで「ブループリントの作成」をクリックします。
    「ブループリントの作成」ダイアログが表示されます。
  2. 「ブループリントの作成」ダイアログで、次のようにブループリント仕様を定義します:
    1. 「詳細」セクション: 「名前」テキスト・ボックスに、ブループリントのユーザー定義名を入力します。「説明」テキスト・ボックスに、オプションで、ブループリントの目的を指定します。
      「次」をクリックして「パッケージ」セクションに進みます
    2. 「パッケージ」セクション(オプション): 「使用可能なパッケージ」テキスト・ボックスで、オプションで、イメージに追加するパッケージの名前を検索します。右矢印キーを使用して、選択したパッケージを選択したパッケージリスト・ボックスに移動します。

      ノート:

      「使用可能なパッケージ」テキスト・ボックスに表示されるエントリには、Cockpitホストにインストールされている、Oracle Linuxディストリビューションに含まれているデフォルト・パッケージが反映されています。使用可能なすべてのアドオン・パッケージを一覧表示するには、「使用可能なパッケージ」テキスト・ボックスで*.*と入力し、[Enter]を押します。

      「次」をクリックして「カスタマイズ」セクションに進みます。

    3. 「カスタマイズ」セクション(オプション): オプションで、インストール後に一般的に定義される、システム・イメージ構成プロパティを定義します。

      たとえば、「ユーザー」までスクロールし、「ユーザーの追加」をクリックして、ユーザーをイメージに追加するためのプロパティを定義します。

      各カスタマイズ・コンポーネントの説明は、「ブループリントのカスタマイズ・コンポーネント」を参照してください。

      「次」をクリックして「確認」セクションに進みます。

    4. 「確認」セクション: 指定したブループリント仕様を確認し、妥当な内容である場合は、「作成」をクリックしてブループリントを作成します。
      [ユーザー定義]ブループリント名のページが表示されます。このページから、オプションで、次のことを実行できます:
      • ブループリントに戻るをクリックして、ホスト上の使用可能なすべてのブループリントが一覧表示されている、イメージ・ビルダーページに戻ります。
      • 「ブループリントの編集」をクリックして、新規作成したブループリントにさらに変更を加えます。詳細は、「ブループリントの編集」を参照してください。
      • 「イメージの作成」をクリックして、新規作成したブループリントからイメージを生成します。詳細は、「ブループリントからのイメージの作成」を参照してください