イメージの削除
「Podman」ページを使用すると、Cockpit管理者はホスト・システムの1つの未使用イメージの削除、またはすべての未使用イメージの削除ができます。通常、イメージは、ディスク領域を解放するため、または新しいバージョンのイメージをダウンロードするために削除します。
ノート:
イメージは、Podmanコンテナに関連付けられているときには削除できません。イメージの削除前に、すべてのコンテナ・イメージの依存関係を削除する必要があります。コンテナ・イメージの削除の詳細は、「Cockpit-Podmanのインストールおよび構成」のコンテナ・イメージの操作を参照してください。前提条件
- Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。
詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。
- Podmanコンテナ・ツールがホスト・システムにインストールされている必要があります。 Podmanのインストール方法の詳細は、『Oracle Linux: Podmanユーザー・ガイド』の「Podmanと関連ユーティリティのインストール」を参照してください。
- Cockpit-Podmanアドオン・アプリケーションがインストールされている必要があります。Podmanと対話するようにCockpit Webコンソールを構成する方法の詳細は、「Cockpit-Podmanのインストールおよび構成」を参照してください。
- 1つ以上のイメージのコピーが「Podman」ページの「イメージ」セクションに表示されている必要があります。イメージの検索方法とダウンロード方法の詳細は、「新規イメージの検索とダウンロード」を参照してください。
ステップ
Cockpit Webコンソールを使用して、ホスト・システムの1つの未使用イメージまたはすべての未使用イメージを削除するには、次のステップを実行します。
- Cockpitのナビゲーション・ペインで、「Podman」をクリックします。
「Podman」ページが表示されます。
- 「Podman」ページで、「イメージ」セクションに移動し、「イメージの表示」をクリックしてイメージ・リストを展開します(まだ展開されていない場合)。
- 未使用のイメージを削除するには、次のいずれかを実行します:
- 未使用のイメージをすべて削除する:
- 「Podman」ページの上隅に移動して、アクション・メニュー[⋮]をクリックし、未使用のイメージのプルーニングを選択します。
未使用のイメージのプルーニング・ダイアログが表示されます。
- 未使用のイメージのプルーニング・ダイアログで、「プルーニング」をクリックします。
未使用のイメージが削除され、リフレッシュされたイメージ・リストが表示されます。
- 「Podman」ページの上隅に移動して、アクション・メニュー[⋮]をクリックし、未使用のイメージのプルーニングを選択します。
- 未使用の単一のイメージを削除する:
- 「イメージ」表で、削除するイメージが含まれている行をクリックし、同じ行にあるアクション[⋮]メニューを見つけて、「削除」を選択します。
[イメージ・ファイル]の削除ダイアログが表示されます。
- [イメージ・ファイル]の削除ダイアログで、タグ付きイメージの削除をクリックします。
未使用のイメージが削除されて、リフレッシュされたイメージ・リストが表示されます。
- 「イメージ」表で、削除するイメージが含まれている行をクリックし、同じ行にあるアクション[⋮]メニューを見つけて、「削除」を選択します。
- 未使用のイメージをすべて削除する: