8.2 アプリケーションの作成ウィザードを使用したレポートの作成

アプリケーションの作成ウィザードを実行して、1つ以上のページを含む新しいアプリケーションを作成します。サポートされているレポート・ページには、カード、ファセット検索、対話グリッド、対話モード・レポートおよびクラシック・レポートがあります。

ヒント:

詳細は、各コンポーネントのアプリケーションの作成ウィザードの説明を参照してください。

8.2.1 アプリケーションの作成ウィザード実行時のレポート・オプション

アプリケーションの作成ウィザード実行時に使用可能なサポートされるレポート・オプションについて学習します。

アプリケーションを作成する際に使用可能なレポート

アプリケーションの作成ウィザードでは、次のレポート・タイプがサポートされます。

表8-1 アプリケーションの作成ウィザード - 使用可能なレポート

レポート・タイプ 説明
カード

カード・ページは、インデックス・カードのような個別のボックスで構成され、1ページにレイアウトされています。各カードには、「カード・タイトル」、「説明列」および「追加のテキスト列」の3つの情報が表示されます。最初に、ページを作成するための表またはビューを選択します。次に、「カード・タイトル」、「説明列」および「追加のテキスト列」を選択します。

関連項目: カードの管理

ファセット検索

ファセット検索リージョンおよびレポートを作成します。まず、レポート・タイプ(「レポート」または「カード」)を選択します。次に、ファセット検索リージョンおよびレポートを作成するための表またはビューを選択します。

「表」を選択した場合、APEXデータ・ディクショナリ・キャッシュを使用してファセットが自動検出されます。「ビュー」を選択した場合、ファセットは自動検出されません。開発者は、ビューに基づくファセット・レポート・ページを作成できますが、「検索」ファセットが含められるのは、検索可能なVARCHAR2列のみです。

関連項目: ファセット検索の管理

スマート・フィルタ

スマート・フィルタ・ページには、ページ上部にフィルタがある1つの検索フィールドとレポートがあります。各フィルタはサジェスチョン・チップとして表示され、特定のサジェスチョン値がどのくらいの頻度で発生するかを示す単一の件数が表示されます。ユーザーはスマート・チップを検索またはクリックして、レポートをすばやくフィルタ処理できます。

スマート・フィルタ・ページはファセット検索と同様に動作しますが、スペース効率の高いレイアウトが特徴です。スマート・フィルタ・ページでは、ページ上部に1つの検索フィールドがあり、フィルタがスマート・チップとして表示され、特定の値が発生する頻度を示す件数が表示されます。ユーザーはスマート・チップを検索またはクリックして、レポートをすばやくフィルタ処理できます。

関連項目: スマート・フィルタの管理

対話グリッド

対話グリッドでは、検索およびカスタマイズ可能なレポートのデータのセットがユーザーに表示されます。機能面では、対話グリッドには、対話モード・レポートで使用可能な多くのカスタマイズ機能と、マウスを使用して対話的にレポートを再配置する機能が含まれています。

最初に、ページ・ソース(つまり、「表またはビュー」または「SQL問合せ」)を選択します。次に、編集の許可または「読取り専用」を選択して、対話グリッドが編集可能かどうかを決定します。

編集の許可を選択した場合、ユーザーはページ上で直接データ・セットを追加、変更およびリフレッシュできます。機能面では、対話グリッドには、対話モード・レポートで使用可能な多くのカスタマイズ機能と、マウスまたはキーボードを使用して対話的にレポートを再配置する機能が含まれています。対話グリッドを構築する表を選択します。

関連項目: 対話グリッドの管理

対話モード・レポート

SQL問合せの書式設定された結果を含むページを作成します。最初に、ページ・ソース(つまり、「表またはビュー」または「SQL問合せ」)を選択します。次に、レポート・タイプとして「対話モード・レポート」を選択します。レコードを作成または更新するためのフォーム・ページを含めるには、「フォームを含める」を選択します。

レコードを作成または更新するためのフォーム・ページを含めるには、「フォームを含める」を選択します。

レポートが、別の表への外部キー制約がある表に基づいている場合、開発者は「参照列」を定義することもできます。「参照列」を使用して、部門番号のかわりに部門名で表示するなど、識別子を表示列で置換します。

関連項目: 対話モード・レポートの管理

追加ページ、クラシック・レポート

SQL問合せの書式設定された結果を含むページを作成します。最初に、ページ・ソース(つまり、「表またはビュー」または「SQL問合せ」)を選択します。次に、レポート・タイプとして「クラシック・レポート」を選択します。レコードを作成または更新するためのフォーム・ページを含めるには、「フォームを含める」を選択します。

レポートが、別の表への外部キー制約がある表に基づいている場合、開発者は「参照列」を定義することもできます。「参照列」を使用して、部門番号のかわりに部門名で表示するなど、識別子を表示列で置換します。

関連項目: クラシック・レポートの管理

追加ページ、複数のレポート

フォーム付きの対話モード・レポートを含む複数のレポート・ページを作成します。各ページで、フォーム付きの対話モード・レポートを作成する表を選択します。デフォルトのオプションを変更したり(カスタムの「SQL問合せ」を指定する場合など)、別のレポート・タイプを指定する(「対話モード・レポート」のかわりに「クラシック・レポート」を選択する場合など)には、「編集」をクリックします。

レコードを作成または更新するためのフォーム・ページを含めるには、「フォームを含める」を選択します。

関連項目: クラシック・レポートの管理