8.10.5 クラシック・レポートの属性の管理

クラシック・レポートがどのように動作するかを制御するには、レポート属性を編集します。

8.10.5.1 クラシック・レポートの属性の編集

レポート属性を編集して、クラシック・レポートをカスタマイズできます。

レポート属性を編集するには:

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. ページを選択します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. 「レンダリング」タブで、レポートを含むリージョンを選択します。
  3. プロパティ・エディタで、「属性」タブを選択します。

    プロパティ・エディタにレポート属性が表示されます。属性は、グループに編成されます。

    グループまたは属性を検索するには、「フィルタ・プロパティ」フィールドにキーワードを入力します。プロパティ・エディタにグループまたは属性が表示されます。または、「グループに移動」をクリックしてグループを選択できます。

  4. 対象となる属性を編集します。
  5. ヘルプを表示するには、属性を選択して「ヘルプ」タブをクリックします。「ヘルプ」ペインをアクティブ化すると、別の属性を選択するたびに表示されるコンテンツが変わります。
  6. 変更を保存するには、「保存」をクリックします。ページを保存して実行するには、「ページの保存と実行」をクリックします。

8.10.5.2 クラシック・レポートのページ区切りの編集

クラッシック・レポートのページ区切りを制御するには:

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. 「レンダリング」タブで、レポートを含むリージョンを選択します。
  3. プロパティ・エディタで、「属性」タブを選択します。

    プロパティ・エディタに属性が表示されます。属性は、グループに編成されます。

  4. 「ページ区切り」で、次を編集します。
    1. タイプ: このレポートのページ区切りタイプを選択します。通常、結果のサブセットのみがレポートに当座表示されます。ページ区切りによって、結果セット内の行数および現在の位置に関する情報が提供されます。また、次のページまたは前のページへのナビゲートに使用するリンクまたはボタンのスタイルも定義されます。
    2. 表示位置: レポートのページ区切りの表示位置を選択します。
    3. 部分ページ・リフレッシュ: 「部分ページ・リフレッシュ」(PPR)を使用してレポート表示を更新するかどうかを指定します。
      エンド・ユーザーがページ区切りリクエストや新しいソート列の選択などのアクションを実行した場合、現在のレポート行をリフレッシュする必要があります。この属性を「オン」に設定すると、レポート・リージョンのみがリフレッシュされます。この属性を「いいえ」に設定すると、ページ全体がリフレッシュされます。
  5. 変更を保存するには、「保存」をクリックします。ページを保存して実行するには、「ページの保存と実行」をクリックします。

8.10.5.3 XMLファイルまたはCSVファイル・エクスポートのサポートの追加

レポート・テンプレートを選択することで、XMLまたはCSVとしてレポートをエクスポートする操作のサポートを追加できます。

レポートをファイルとしてエクスポートするには:

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. 「レンダリング」タブで、レポートを含むリージョンを選択します。
  3. プロパティ・エディタで、「属性」タブを選択します。

    プロパティ・エディタに属性が表示されます。属性は、グループに編成されます。

  4. 「外観」で、次を編集します。
    1. テンプレート・タイプ: 「事前定義」を選択します。
    2. テンプレート: 「XML」または「CSV」を選択します。

      「XML」を選択すると、APEXエンジンでページがレンダリングされなくなり、コンテンツがXMLファイルにダンプされます。

  5. 変更を保存するには、「保存」をクリックします。ページを保存して実行するには、「ページの保存と実行」をクリックします。

8.10.5.4 クラシック・レポートのCSV出力オプションの有効化

CSV出力の有効化オプションを使用するには:

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. 「レンダリング」タブで、レポートを含むリージョンを選択します。
  3. プロパティ・エディタで、「属性」タブを選択します。

    プロパティ・エディタに属性が表示されます。属性は、グループに編成されます。

  4. 「ダウンロード」で、次を編集します。
    1. CSVエクスポートの有効化: エンド・ユーザーがレポート・コンテンツをCSVファイルにダウンロードできるかどうかを指定します。CSVダウンロードを有効にするには、#CSV_LINK#置換文字列を持つレポート・テンプレートを使用し、このオプションを「オン」に設定する必要があります。

    2. CSVセパレータ: 列セパレータを入力します。値が入力されていない場合は、現行のNLS設定に応じて、カンマまたはセミコロンが使用されます。

    3. CSV囲み文字: データ値の開始境界および終了境界を区切るデリミタ文字を入力します。デフォルトのデリミタは二重引用符です。

    4. リンク・テキスト: CSVダウンロードを起動するリンクのテキストを指定します。

    5. ファイル名: CSVダウンロード・ファイルの名前を指定します。名前を指定しないと、拡張子*.csvが付いたリージョン名が使用されます。

    6. 追加テキスト: ダウンロード・ファイルの最上部に表示するテキストを入力します。この属性は、ファイル内のデータに関するデータ分類、法的メッセージまたは警告メッセージのために使用します。

    警告:

    CSVダウンロードで「追加テキスト」属性を使用しないでください。「CSV」ダウンロードを有効にすると、定義されたテキストによってCSVファイル形式が無効になります。

  5. 変更を保存するには、「保存」をクリックします。ページを保存して実行するには、「ページの保存と実行」をクリックします。

8.10.5.5 クラシック・レポートの列ブレークの制御

「ブレーク書式」の属性を使用すると、出力時に、特定の列を繰り返すかどうか、および列のブレーク方法を制御できます。たとえば、レポートに、部門番号ごとに従業員情報を表示するとします。複数の従業員が同じ部門に所属している場合、部門番号が1回のみ表示されるように指定することによって、読みやすさを向上できます。

列ブレークを制御するには:

  1. ページ・デザイナでページを表示します。
    ページ・デザイナが表示されます。
  2. 「レンダリング」タブで、レポートを含むリージョンを選択します。
  3. プロパティ・エディタで、「属性」タブを選択します。

    プロパティ・エディタに属性が表示されます。属性は、グループに編成されます。

  4. 「ブレーク書式」で、次を編集します。
    1. レポート合計のラベル: レポート合計値の横に表示されるテキストを入力します。
    2. ブレーク列: ブレーク書式に組み込むレポート列の数を選択します。列は、レポートに表示されている最初の列から始まる連続した列である必要があります。
  5. 変更を保存するには、「保存」をクリックします。ページを保存して実行するには、「ページの保存と実行」をクリックします。