8.1.2 Oracle GoldenGateターゲットの資格証明の設定

8.1.2.1 Oracle GoldenGateクラシック・インスタンスの資格証明の設定

Oracle GoldenGate Classicインスタンスの優先資格証明を設定するには、ホスト資格証明とOGG管理資格証明の両方を設定する必要があります。モニタリング資格証明もメトリックの収集に必要です。ただし、これらは検出後にデフォルトで設定されます。

優先資格証明を設定するには:
  1. 「設定」メニューに移動し、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択します。
  2. 「優先資格証明」ページで、検索ボックスにgoldengateと入力してから「検索」をクリックします。
  3. 「ターゲット・タイプ」列で、Oracle GoldenGateターゲット・タイプをクリックして行を強調表示してから、「優先資格証明の管理」をクリックします。
  4. Oracle GoldenGateの優先資格証明ページでは、デフォルト優先資格証明とターゲット優先資格証明の両方を作成できます。

    すべてのOracle GoldenGateターゲットに適用されるようにOracle GoldenGateの優先資格証明を設定する場合は、「デフォルトの優先資格証明」に移動します。

    特定のOracle GoldenGateターゲットにのみ適用されるようにOracle GoldenGateの優先資格証明を設定する場合は、「ターゲット優先資格証明」に移動します。

  5. 「デフォルトの優先資格証明」で、「ホスト資格証明」資格証明セットを選択し、「設定」をクリックして「名前付き資格証明の選択」ダイアログ・ボックスを表示します。EMエージェント・ホスト・マシンへのログインに使用できる、新しい資格証明を作成するか、既存の資格証明を使用します。
  6. 「デフォルトの優先資格証明」で、OGG管理資格証明資格証明セットを選択し、「設定」をクリックして 「名前付き資格証明の選択」ダイアログ・ボックスを表示します。このGoldenGateインスタンスの検出に使用したものと同じモニター・エージェントのユーザー名およびモニター・エージェントのパスワードによる資格証明を入力して、新しい資格証明を作成します。

    ノート:

    Oracle GoldenGateコアのモニター・エージェント資格証明に変更がある場合は、OGG管理資格証明としての優先資格証明と、Oracle GoldenGateターゲットのモニタリング資格証明の両方で同じ変更を更新する必要があります
  7. 「ターゲット優先資格証明」で、「ホスト資格証明」資格証明セットがあるターゲットをクリックしてから、レンチ・アイコンで「テスト」をクリックします。名前付き資格証明のテストページが表示されます。「テスト・タイプ」を「基本」のままにし、「テスト」ボタンをクリックします。「ホスト資格証明」資格証明セットがあるすべてのターゲットがテストされそれらの結果が成功であることを確認します。

8.1.2.2 Oracle GoldenGate Microservicesインスタンスの資格証明の設定

モニタリング資格証明は、検出後にデフォルトで設定されます。資格証明が変更された場合に変更するように選択します。資格証明がサービス・マネージャと異なる場合やOCI GoldenGateサービスのOracle GoldenGateデプロイメントの場合も、Oracle Administration Serviceのホストおよびモニタリング資格証明を設定できます。

8.1.2.2.1 優先資格証明の設定

これらの資格証明は、サービス・マネージャの子ターゲット(ExtractおよびReplicat)またはOCI GoldenGateサービスの場合のOracle GoldenGateデプロイメントの子ターゲットにのみ適用されます。

Oracle GoldenGateサービス・マネージャ(OCI GoldenGateサービスの場合のOracle GoldenGateデプロイメント)の優先資格証明を設定するには:

  1. 「設定」メニューにナビゲートし、「セキュリティ」「優先資格証明」の順に選択して、「セキュリティ」→「優先資格証明」ページを表示します。
  2. Oracle GoldenGateサービス・マネージャの「ターゲット・タイプ」を選択します。OCI GoldenGateサービスの場合、「Oracle GoldenGateデプロイメント・ターゲット・タイプ」を選択します。「優先資格証明の管理」をクリックして、Oracle GoldenGateサービス・マネージャの優先資格証明ページを表示します。OCI GoldenGateサービスの場合、Oracle GoldenGateデプロイメントの優先資格証明ページを表示できます。
  3. 「デフォルトの優先資格証明」で、「ホスト資格証明」を選択し、「設定」をクリックして「名前付き資格証明の選択」ダイアログ・ボックスを表示します。
  4. 「新規」をクリックして、EMエージェントUserName「パスワード」および「パスワードの確認」を入力します。EMエージェント・ホスト・マシンへのログインに使用できる資格証明を使用します。
  5. 「保存」をクリックして新しい資格証明を保存します。
    優先資格証明が設定され、名前付き資格証明の関連付けが正常に完了したことが画面に表示されます。
  6. Oracle GoldenGate管理サービスの資格証明を変更する場合は、Oracle GoldenGate管理サービスのターゲット・タイプの下で資格証明を設定できます。これはオプションのステップです。

8.1.2.2.2 モニタリング資格証明の設定

これらの資格証明は、サービス・マネージャの子ターゲット(ExtractおよびReplicat)またはOCI GoldenGateサービスの場合のOracle GoldenGateデプロイメントの子ターゲットにのみ適用されます。

Oracle GoldenGateサービス・マネージャ(OCI GoldenGateサービスの場合のOracle GoldenGateデプロイメント)のモニタリング資格証明を設定するには:

  1. 「設定」メニューに移動し、「セキュリティ」「モニタリング資格証明」の順に選択して、 セキュリティ > モニタリング資格証明ページを表示します。
  2. Oracle GoldenGateを選択し、「モニタリング資格証明の管理」をクリックしてOracle GoldenGateサービス・マネージャのモニタリグ資格証明ページを表示します。OCI GoldenGateサービスの場合、「Oracle GoldenGateデプロイメント」を選択してOracle GoldenGateデプロイメントのモニタリング資格証明ページを表示します。
  3. 「ターゲット・タイプ」で「ターゲット」を選択します。
  4. 「ユーザー名」「パスワード」および「パスワードの確認」を入力し、「保存」および「閉じる」をクリックします。Oracle GoldenGate Microservicesターゲットを管理するには、ここでサービス・マネージャのユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。
    OCI GoldenGateサービスの場合、Oracle GoldenGate Microservicesターゲットを管理するために、GGSユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
    モニタリング資格証明が設定され、資格証明が正常に設定されたことが画面に表示されます。

    ノート:

    Oracle GoldenGateコアでOCI GoldenGateサービスのサービス・マネージャまたはデプロイメント資格証明に変更がある場合は、サービス・マネージャのモニタリング資格証明(およびOCI GoldenGateサービスの場合のデプロイメント・ターゲット)と同じものを含める必要があります。
  5. Oracle GoldenGate管理サービスの資格証明を変更する場合は、Oracle GoldenGate管理サービスのターゲット・タイプの下で資格証明を設定できます。これはオプションのステップです。

    ノート:

    管理サービスの資格証明を設定した場合、資格証明はその子ターゲット・タイプにのみ適用されます。