13.1.3 wchar

OMG IDLでは、任意の文字セットからワイド文字をエンコードするwcharデータ型を定義します。文字データと同じく、実装では任意のコード・セットを使用してワイド文字をエンコードします。ただし、転送にはほかの形式への変換が必要になる場合もあります。wcharのサイズは、実装によって異なります。

次に、wcharを定義する構文を示します:

<wide_char_type> ::= “wchar”

次に、wcharのサンプル・コードを示します:

wchar_t wmixed[256];

ノート:

wcharおよびwstringデータ型を使用すると、ユーザーが記述するネイティブ言語でコンピュータと対話できます。日本語や中国語など、言語によっては一意の文字が多数ある言語もあります。このような文字セットは、1バイトの中に収まりません。マルチ・バイト文字セットをサポートするために様々なスキームが考案されていますが、まだ実用的なレベルには至っていません。ワイド文字とワイド文字列を使用すると、こういった複雑な文字セットとのやり取りが容易になります。