5.2 システムで提供されるサーバーおよびサービス
main()
ルーチンは、システムで提供される1つのATMIサーバーAUTHSVR
、および2つのサブルーチンtpsvrinit()
とtpsvrdone()
を提供します。次の項で説明するこれらの3つのデフォルト・バージョンについては、ご使用のアプリケーションに合せて変更できます。
ノート:
tpsvrinit()
とtpsvrdone()
を独自にコーディングする場合、この2つのルーチンのデフォルト・バージョンが、それぞれtx_open()
とtx_close()
を呼び出すことに注意してください。tx_open()
ではなくtpopen()
を呼び出すtpsvrinit()
の新しいバージョンをコーディングする場合は、tpclose()
を呼び出すtpsvrdone()
もコーディングする必要があります。つまり、この2つの関数が呼び出すオープンとクローズの関数は対になっている必要があります。
ここで説明するサブルーチンの他に、tpsvrthrinit(3c)
とtpsvrthrdone(3c)
の2つのサブルーチンがシステムで提供されています。詳細は、「マルチスレッドおよびマルチコンテキストATMIアプリケーションのプログラミング」を参照してください。