11.31.3 イベント・ログへの書込み

イベント・ログにメッセージを書き込むには、次のステップに従います。

  • ログに書き込むエラー・メッセージをchar *型の変数に割り当て、その変数名を呼出しの引数として使用します。
  • メッセージのリテラル文字列を二重引用符で囲み、次の例のようにuserlog(3c)呼出しの引数として指定します:
    .
    .
    /* Open the database to be accessed by the transactions.*/
    if(tpopen() == -1) {
          userlog("tpsvrinit: Cannot open database %s, tpstrerror(tperrno)");
          return(-1);
    }
    .
    .
    .

この例では、tpopen(3c)-1を返した場合、メッセージが中央イベント・ログに送られます。

userlog(3c)のシグネチャは、UNIXシステムのprintf(3S)関数と同じです。どちらの関数の形式でも、リテラル文字列や変換仕様を指定して、可変個引数を使用できます。