7 Oracle Tuxedo 22cリリースのプラットフォーム・データ・シート
次の各項で、Oracle Tuxedo 22cリリースのシステム・ソフトウェアがサポートされているプラットフォームに関して、プラットフォーム固有の情報を説明します:
Oracle Tuxedo 22cでサポートされているすべてのプラットフォームのリストの詳細は、プラットフォーム・データ・シートを参照してください
- プラットフォーム・サポート・ポリシー
- データベース・サポート・ポリシー
- サポートされているプラットフォーム
- x86-64版のOracle Linux 7 (64-bit)
- x86-64版のOracle Linux 8 (64-bit)
- x86-64版のOracle Linux 9 (64-bit)
- SPARC版のOracle Solaris 11 (64-bit)
- x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 7 (64ビット)
- x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64ビット)
- x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 9 (64ビット)
- x86-64版のSUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)
- x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
- IBM AIX 7.x (64-bit)
- x86-64版のMicrosoft Windows 10 (32-bit、クライアント専用)
- x86-64版のMicrosoft Windows 11 (32-bit、クライアント専用)
- x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (32-bit、クライアント専用)
- x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (64-bit)
- x86-64版のMicrosoft Windows Server 2022 (64-bit)
7.1 プラットフォーム・サポート・ポリシー
- x86またはx86-64は、x86またはx86-64アーキテクチャに基づいた様々なCPUを表します。
- OVM、OVM for SPARC (別名LDOMS)、VirtualBoxなどの、オラクル社が提供する仮想化ソフトウェア環境はサポートされます。
Oracle Tuxedoは、オペレーティング・システムのベンダーが提供する仮想化ソフトウェア環境(AIX6 WPARなど)でもサポートされていると見なされます。オラクル社では、これらの環境においては限られたテストのみを実行していますが、このサポートは、ソフトウェアが変更なしに仮想ソフトウェア環境で実行できるというOSベンダーによる互換性保証に基づいたものです。
他の仮想化ソフトウェア環境(VMwareなど)も、仮想化ソフトウェア環境がオペレーティング・システムのベンダーによってサポートされており、オペレーティング・システムのデータ・シートに記載されたサポート基準が満たされているかぎり、サポートされていると見なされます。
詳細は、「サポートされているプラットフォーム・データ・シート」を参照してください。
- オラクル社のポリシーでは、オペレーティング・システムのプロバイダが特定のリリースのサポートを終了すると、オラクル社によるサポートも終了します。
- 特定のオペレーティング・システムのリリースに関するサポートが終了しても、オラクル社は顧客やユーザーに通知できません。オペレーティング・システムのリリースのユーザーとして、ユーザー自身でオペレーティング・システムのプロバイダからサポートの終了に関する情報を入手し、それに合せて計画を立ててください。
- 動作保証されるOSバージョン以上のマイナー・リリースもすべてサポートされますが、そのOSベンダーがバイナリ互換性を維持していることを前提とします。たとえば、Tuxedo 12.2.2がRed Hat Enterprise Linux 6.2で動作保証される場合、Red Hatによってリリース6のすべてのマイナー・バージョンでバイナリ互換性が保たれるという前提で、Red Hat Enterprise Linux 6.x (x>2)がサポートされます。
- Oracle Tuxedoでは、WindowsサーバーのStandardおよびEnterpriseエディションのいずれか1つのプラットフォームで動作保証されていれば、この両方がサポートされます。これは、Microsoft社がエディション間のバイナリ互換性を維持していることを前提とします。
- Oracle Tuxedoでサポートされているプラットフォームとバイナリ互換性があるオペレーティング・システム・プラットフォームも、Oracle Tuxedoでサポートされているプラットフォームとみなされます。AlmaLinux 8は、Oracle TuxedoでサポートされているプラットフォームであるRed Hat Enterprise Linux 8とバイナリ互換性があります。したがって、AlmaLinux 8もOracle Tuxedoでサポートされているプラットフォームとみなされます。
7.2 データベース・サポート・ポリシー
- XAインタフェースを使用しないTuxedoアプリケーションは、任意のデータベースの任意のバージョンを使用できます。Tuxedoアプリケーションは、使用するデータベースを限定しません。
- Tuxedoは、いかなるリレーショナル・データベースのいかなる提供バージョンも保証しません。そのかわりに、XAプロトコルをサポートするリレーショナル・データベース(すなわちXA準拠)であれば、Tuxedoはサポートされるものと見なされます。使用しているデータベースがXA準拠であるかどうか、データベース・ベンダーに確認してください。XA準拠のデータベースであれば、Tuxedoはサポートされるものと見なされます。
- Tuxedo Advanced Performance Pack (TAPP)でパフォーマンスの最適化を行っているTuxedoアプリケーションには、特定のバージョンのOracle Databaseが必要になる場合があります。TAPPドキュメントでそうした要件を確認してください。TAPPオプションは、12c リリース1 (12.1.1)以上でサポートされています。このリリースのTAPPリンクは、Oracle Tuxedo Advanced Performance Packの使用を参照してください。
- オラクル社のポリシーでは、データベース・ベンダーが特定のバージョンのサポートを終了すると、オラクル社によるサポートも終了します。
- 特定のデータベース・バージョンのサポートが終了になる時期について、オラクル社からその顧客およびユーザーに通知することはできません。そのデータベース・バージョンのユーザー自身が、サポートの終了についてデータベース・ベンダーに確認し、それにあわせて計画を立てるようにしてください。
7.3 サポートされているプラットフォーム
Oracle Tuxedo 22cリリース1でサポートされているプラットフォームは次のとおりです:
表7-1 サポートされているプラットフォームのリスト
ベンダー | オペレーティング・システム | リリース/バージョン |
---|---|---|
Oracle | Linux | x86-64版のOracle Linux 7 (64-bit) |
x86-64版のOracle Linux 8 (64-bit) | ||
x86-64版のOracle Linux 9 (64-bit) | ||
Oracle | Solaris | SPARC版のOracle Solaris 11 (64-bit) |
SUSE | Linux | x86-64版のSUSE Linux 12.5 (64-bit)。 |
Red Hat | Linux | x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 7 (64ビット) |
x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64ビット) | ||
x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 9 (64ビット) | ||
AlmaLinux | Linux | x86-64版のAlmaLinux 8.6 (64-bit OS) |
IBM | AIX | IBM AIX 7.2 (64-bit) |
IBM AIX 7.3 (64-bit) | ||
Microsoft | Windows | x86-64版のMicrosoft Windows 10 (32-bit、クライアント専用) |
x86-64版のMicrosoft Windows 11 (32-bit、クライアント専用) | ||
x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (32-bit、クライアント専用) | ||
x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (64-bit) | ||
x86-64版のMicrosoft Windows Server 2022 (64-bit) |
ノート:
Oracle Linux 8、RHEL 8およびAlmaLinux 8にはlibnslが含まれなくなりました。したがって、Oracle Tuxedo 22cをインストールする前にlibnslをインストールする必要があります。Oracle Tuxedo 22cでサポートされているすべてのプラットフォームのリストの詳細は、プラットフォーム・データ・シートを参照してください
7.4 x86-64版のOracle Linux 7 (64-bit)
次の項では、x86-64版のOracle Linux 7 (64-bit)におけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
7.4.1 Oracle Linux 7 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.4.3 Oracle Linux 7 (64-bit)のソフトウェアの要件
表7-2 Oracle Linux 7 (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Oracle Linux 7 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gccバージョン4.8.5 20150623 (Red Hat 4.8.5-4) (GCC) |
COBOLコンパイラ | Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK17でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK17でテスト済 |
データベース | Oracle Client 12c、19cおよび21cでテスト済 |
ノート:
- このプラットフォームではKerberosセキュリティ・プラグインはサポートされていません。
- ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.4.5 Oracle Linux 7 (64-bit)のディスク領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Oracle Linux 7 (64-bit) on x86-64システムにインストールする際の最低ディスク領域の要件は578MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.4.6 Oracle Linux 7 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Oracle Linux 7 (64-bit) on x86-64システムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は107MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.5 x86-64版のOracle Linux 8 (64-bit)
次の項では、x86-64版のOracle Linux 8 (64-bit)におけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
7.5.1 Oracle Linux 8 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.5.3 Oracle Linux 8 (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Oracle Linux 8 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gccバージョン8.5.0 20210514 (Red Hat 8.5.0-4.0.1) |
COBOLコンパイラ | Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済。 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済。 |
データベース | Oracle Client 12cでテスト済 |
ノート:
libnsl
は Oracle Linux 8には含まれなくなりました。したがって、Oracle Tuxedo 22cをインストールする前にlibnsl
をインストールする必要があります。- このプラットフォームではKerberosセキュリティ・プラグインはサポートされていません。
- ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.5.5 Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のディスク領域要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)システムにインストールする際の最低ディスク領域の要件は578MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.5.6 Oracle Linux 8 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のOracle Linux 8 (64-bit)システムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は107MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.6 x86-64版のOracle Linux 9 (64-bit)
Oracle Tuxedo 22cでOracle Linux 9 (64 bit)がサポートされるようになりました。
次の項では、Oracle Linux 9 (64-bit)におけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
7.6.1 Oracle Linux 9 (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Oracle Linux 9 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gcc (GCC) 11.2.1 20220127 (Red Hat 11.2.1-9.4.0.2) |
COBOLコンパイラ | Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE: 1.8.0_341および17.0.4でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JRE: 1.8.0_341および17.0.4でテスト済 |
データベース | Oracle Client 19cでテスト済 |
ノート:
libnsl
は Oracle Linux 9には含まれなくなりました。したがって、Oracle Tuxedo 22cをインストールする前にlibnsl
をインストールする必要があります。- このプラットフォームではKerberosセキュリティ・プラグインはサポートされていません。
- ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.7 SPARC版のOracle Solaris 11 (64-bit)
次の項では、SPARC版のOracle Solaris 11 (64-bit)におけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します:
7.7.1 Oracle Solaris 11 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.7.3 Oracle Solaris 11 (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSバージョン | SunOS 5.11 (11.4) |
C/C++コンパイラ | Oracle Developer Studio 12.6 |
COBOL | Micro Focus Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | Oracle JRE 1.8.0_341および11.0.19でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | Oracle JDK 1.8.0_341および11.0.19でテスト済 |
データベース | Oracle Client 19cでテスト済 |
ノート:
- Oracle Developer Studio実行時ライブラリは通常/usr/lib/sparcv9にあり、LD_LIBRARY_PATHでは/lib/64の前に指定する必要があります
- ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.7.5 Oracle Solaris 11 (64-bit)のディスク領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Oracle Solaris 11 (64-bit) SPARCシステムにインストールする際の最小ディスク領域の要件は654MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.7.6 Oracle Solaris 11 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Oracle Solaris 11 (64-bit) SPARCシステムにインストールする際の最小一時ストレージ領域の要件は45MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.8 x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 7 (64ビット)
次の項では、x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)システムにおけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のハードウェア要件
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のソフトウェア要件
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のネットワーク要件
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のディスク領域要件
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
- Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)の調整可能なパラメータ
7.8.1 Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.8.2 Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のハードウェア要件
- X86-64
- 1GB以上のRAM
- 各Oracle Tuxedoシステム・サーバーについて4MB以上のRAM
7.8.3 Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のソフトウェア要件
表7-3 Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のソフトウェア要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Red Hat Enterprise Linux 7 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gccバージョン4.8.5 20150623 (Red Hat 4.8.5-39.0.3) |
COBOLコンパイラ | Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
データベース | Oracle Client 12c、19cおよび21cでテスト済 |
7.8.5 Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)のディスク領域要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit) on x86-64システムにインストールする際の最低ディスク領域の要件は578MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.8.6 Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Red Hat Enterprise Linux 7 (64-bit) on x86-64システムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は107MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.9 x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64ビット)
次の項では、x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)システムにおけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
- Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のハードウェア要件
- Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のソフトウェア要件
- Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のディスク領域要件
- Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
- Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)の調整可能なパラメータ
7.9.1 Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のハードウェア要件
- x86-64
- 1GB以上のRAM
- 各Oracle Tuxedoシステム・サーバーについて4MB以上のRAM
7.9.2 Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.9.3 Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のソフトウェア要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Red Hat Enterprise Linux 8 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gccバージョン8.5.0 20210514 (Red Hat 8.5.0-4.0.1) |
COBOLコンパイラ | Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
データベース | Oracle Client 12c、19cおよび21cでテスト済 |
ノート:
- RHEL 8には
libnsl
が含まれなくなりました。したがって、Oracle Tuxedo 22cをインストールする前にlibnsl
をインストールする必要があります。 - このプラットフォームではKerberosセキュリティ・プラグインはサポートされていません。
- ATMIユーザーには、C、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.9.4 Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)のディスク領域要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)システムにインストールする際の最低ディスク領域の要件は578MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.9.5 Red Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 8 (64-bit)システムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は107MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.10 x86-64版のRed Hat Enterprise Linux 9 (64ビット)
Oracle Tuxedo 22cでRed Hat Enterprise Linux 9がサポートされるようになりました。
次の項では、Red Hat Enterprise Linux 9におけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
7.10.1 Red Hat Enterprise Linux 9 (64-bit)のソフトウェア要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Red Hat Enterprise Linux 9 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gcc (GCC) 11.2.1 20220127 (Red Hat 11.2.1-9.4.0.2) |
COBOLコンパイラ | Visual COBOL 6.0 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE: 1.8.0_341および17.0.4でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341および17.0.4でテスト済 |
データベース | Oracle Client 19cでテスト済 |
7.11 x86-64版のSUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)
次の項では、x86-64版のSUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)システムにおけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のハードウェア要件
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のソフトウェアの要件
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のネットワーク要件
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のディスク領域要件
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)の一時ストレージ領域要件
- SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)の調整可能なパラメータ
7.11.1 SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.11.2 SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のハードウェア要件
- X86-64
- 1GB以上のRAM
- 各Oracle Tuxedoシステム・サーバーについて4MB以上のRAM
7.11.3 SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のソフトウェアの要件
表7-4 SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | SUSE Linux Enterprise Server 12.5 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gccバージョン4.8.5 (SUSE Linux) |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
データベース | Oracle Client 12c、19cおよび21cでテスト済 |
7.11.5 SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)のディスク領域要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)にインストールする際の最低ディスク領域の要件は578MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.11.6 SUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)の一時ストレージ領域要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のSUSE Linux Enterprise Server 12.5 (64-bit)システムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は107MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.12 x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
次の項では、x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)におけるOracle Tuxedo 22cリリースの要件のリストを示します。
7.12.1 AlmaLinux 8 (64-bit)のハードウェア要件
- x86-64
- 1GB以上のRAM
- 各Oracle Tuxedoシステム・サーバーについて4MB以上のRAM
親トピック: x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
7.12.2 使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのAlmaLinux 8 (64-bit)用インストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
親トピック: x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
7.12.3 AlmaLinux 8 (64-bit)のソフトウェア要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | AlmaLinux 8.6 x86_64 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | C/C++: gccバージョン8.5.0 20210514 |
Java Runtime Environment(JRE) | JRE 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | JDK 1.8.0_341、11.0.15.1、17.0.4およびOpenJDK 17でテスト済 |
データベース | Oracle Client 12c、19cおよび21cでテスト済 |
ノート:
- AlmaLinux 8には
libnsl
は含まれません。したがって、Oracle Tuxedo 22cをインストールする前にlibnsl
をインストールする必要があります。 - このプラットフォームではKerberosセキュリティ・プラグインはサポートされていません。
- ATMIユーザーには、C、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- コンパイラの互換性について:
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
親トピック: x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
7.12.4 AlmaLinux 8 (64-bit)のディスク領域要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)システムにインストールする際の最低ディスク領域の要件は578MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
親トピック: x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
7.12.5 AlmaLinux 8 (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)システムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は107MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
親トピック: x86-64版のAlmaLinux 8 (64-bit)
7.13 IBM AIX 7.x (64-bit)
ノート:
IBM AIX 7.xに関するTuxedo 22cの情報は、IBM AIX 7.2および7.3に適用できます。トピック:
7.13.1 IBM AIX 7.x (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
親トピック: IBM AIX 7.x (64-bit)
7.13.2 IBM AIX 7.x (64-bit)のハードウェアの要件
- IBM PowerPC
- 1GB以上のRAM
- 各Oracle Tuxedoシステム・サーバーについて5MB以上のRAM
親トピック: IBM AIX 7.x (64-bit)
7.13.3 IBM AIX 7.x (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | IBM AIX 7.2または7.3、64-bit |
C/C++コンパイラ | IBM OPEN XL C/C++ 17.1.1 |
Java Runtime Environment(JRE) | IBM JRE 1.8.0_331、11.0.17.0および17.0.5.0でテスト済 |
Java Software Development Kit (SDK) | IBM JDK 1.8.0_331、11.0.17.0および17.0.5.0でテスト済 |
データベース | Oracle Client 19cでテスト済 |
ノート:
- XL C/C++ 17.1.1のbinディレクトリをPATHの最初に追加し、XL C/C++ 17.1.1のlibをLIBPATHの最初に追加します
- Open XL C/C++コンパイラ17.1.1は、デフォルトでC標準C99をサポートしています。C標準C90を使用する場合は、コンパイル・オプション"-
std=c90
"を指定する必要があります - ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です
- Open XL C/C++ 17.1.1ではstd C++ヘッダー・ファイルの新しいスタイルのみがサポートされているため、Oracle Tuxedo 22c on AIXではstd C++ヘッダー・ファイルの新しいスタイルが使用されます。
- Oracle Tuxedo IPv6機能をOracle JOLTとともに使用する場合、次のJava引数を同時に使用して
java.net.preferIPv6Addresses
を有効にし、java.net.preferIPv4Stack
を無効にする必要があります。–Djava.net.preferIPv6Addresses=true
–Djava.net.preferIPv4Stack=false
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
親トピック: IBM AIX 7.x (64-bit)
7.13.5 IBM AIX 7.x (64-bit)のディスク領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、IBM AIX 7.x (64-bit) IBM PowerPCシステムにインストールする際の最低ディスク領域の要件は563MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
親トピック: IBM AIX 7.x (64-bit)
7.13.6 IBM AIX 7.x (64-bit)の一時ストレージ領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、IBM AIX 7.x (64-bit) IBM PowerPCシステムにインストールする際の最低一時ストレージ領域の要件は113MBです。この要件は、選択したインストール・タイプのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
親トピック: IBM AIX 7.x (64-bit)
7.13.7 IBM AIX 7.x (64-bit)の調整可能なパラメータ
AIXではIPC構成は必要ありません。カーネル・チューニング・パラメータ(maxuproc
のみ)の値を確認するには、lsattr -El sys0 -a maxuproc
のコマンドを入力します。
カーネル・チューニング・パラメータ(maxuproc
のみ)の値を変更するには、chdev -l syso -a maxuproc=",,,"
コマンドを入力するか、smit chgsys
と入力し、ユーザーごとに許可される最大プロセス数を選択します。
親トピック: IBM AIX 7.x (64-bit)
7.14 x86-64版のMicrosoft Windows 10 (32-bit、クライアント専用)
Oracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0) 32-bitクライアント専用では、x86-64版のMicrosoft Windows 10がサポートされます。32-bitクライアント専用をx86-64版のMicrosoft Windows 10にインストールするための要件は、x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (32-bit、クライアント専用)と同じです。
ノート:
Microsoft Windows 10オペレーティング・システムは64-bitモードでインストールする必要があります。7.15 x86-64版のMicrosoft Windows 11 (32-bit、クライアント専用)
Oracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0) 32-bitクライアント専用では、x86-64版のMicrosoft Windows 11がサポートされます。32-bitクライアント専用をx86-64版のMicrosoft Windows 11にインストールするための要件は、x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (32-bit、クライアント専用)と同じです。
7.16 x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (32-bit、クライアント専用)
次の項では、x86-64版Microsoft Windows Server 2019におけるOracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0) 32-bitクライアント専用の要件のリストを示します。
7.16.1 Microsoft Windows Server 2019 (32-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
Oracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)では、Microsoft Windows Server 2019 (32-bitクライアント専用)のクライアント・インストール・タイプのみがサポートされます。
ノート:
Oracle Tuxedoインストーラで他のインストール・タイプが許可されている場合でも、クライアント・インストール・タイプしかサポートされません。Oracle Tuxedoのインストール・タイプの詳細は、「インストール・タイプ」を参照してください。
7.16.3 Microsoft Windows Server 2019 (32-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Windows Server 2019 (64-bit) |
C/C++コンパイラ | Microsoft Visual Studio 2015 |
COBOLコンパイラ | Micro Focus Visual COBOL 7.0 |
.Net Framework | .Net Framework 4.8でテスト済 |
Java/JRE (Java実行時環境用) | 1.8.0_341、11.0.17および17.0.5でテスト済 |
Java Development Kit (SDK) | 1.8.0_341、11.0.17および17.0.5でテスト済 |
データベース | Oracle Client 19cでテスト済 |
ノート:
- ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- buildnetclientを使用して32-bitの.Netクライアントを構築する際は、
-csflag "/platform:x86"
というフラグが必要です - Micro Focus Visual COBOL 7.0コンパイラおよびMicrosoft 2022 C/C++コンパイラを使用する場合は、COBOLクライアントをコンパイルするときに
-l -link /SUBSYSTEM:CONSOLE /ENTRY:<entry>
リンク・オプションを使用する必要があります。例:buildclient -C -o CSIMPCL -f CSIMPCL.obj -f cbllds.obj -l "-link /SUBSYSTEM:CONSOLE /ENTRY:mainCRTStartup
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.17 x86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (64-bit)
次の項では、Intel/AMD 64-bitプロセッサを搭載したx86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (64-bit)におけるOracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)の要件のリストを示します。
- Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のハードウェアの要件
- Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のソフトウェアの要件
- Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のネットワークの要件
- Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のディスク領域の要件
- Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)の調整可能なパラメータ
7.17.1 Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)で使用可能なOracle Tuxedo 22cリリースのインストール・タイプ
- 完全インストール・タイプ
- サーバー・インストール・タイプ
- クライアント・インストール・タイプ
- カスタム・インストール・タイプ
7.17.2 Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のハードウェアの要件
- X86-64
- 1GB以上のRAM
- 各Oracle Tuxedoシステム・サーバーについて5MB以上のRAM
7.17.3 Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のソフトウェアの要件
コンポーネント | 要件 |
---|---|
OSのバージョン(パッチ) | Windows Server 2019 64bit |
C/C++コンパイラ | Microsoft Visual Studio 2022 |
COBOLコンパイラ | Micro Focus Visual COBOL 7.0 |
.Net Framework | .Net Framework 4.8でテスト済 |
Java/JRE (Java実行時環境用) | JDK/JRE 1.8.0_341、11.0.17および17.0.5でテスト済 |
Java Software Development Kit (SDK、Java開発環境用) | JDK1.8.0_341、11.0.17および17.0.5でテスト済 |
データベース | Oracle Client 19cでテスト済 |
ノート:
- このプラットフォームではKerberosセキュリティ・プラグインはサポートされていません。
- ATMIユーザーはC、C++またはCOBOLコンパイラが必要です。
- CORBA C++ユーザーはC++コンパイラおよびリンカーが必要です。
- Micro Focus Visual COBOL 7.0コンパイラおよびMicrosoft 2022 C/C++コンパイラを使用する場合は、COBOLクライアントをコンパイルするときに
-l -link /SUBSYSTEM:CONSOLE /ENTRY:<entry>
リンク・オプションを使用する必要があります。例:buildclient -C -o CSIMPCL -f CSIMPCL.obj -f cbllds.obj -l "-link /SUBSYSTEM:CONSOLE /ENTRY:mainCRTStartup
- コンパイラの互換性について:
コンパイラ・ベンダーのドキュメントで、使用するコンパイラのバージョンが、テストされたバージョンのコンパイラと互換性があることが保証されているか確認します。次のものに対して互換性が保証されている必要があります。
- ソース・コード:
テストされたバージョンを使用してコンパイルおよびリンクされたC/C++ソース・コードは、変更なしに、コンパイラの新しいバージョンでコンパイルできます。
- 実行可能ファイルおよびライブラリ:
テストされたバージョンを使用して作成されたライブラリおよび実行可能ファイルは、コンパイラの新しいバージョンで作成されたライブラリおよび実行可能ファイルと動作します。
- ソース・コード:
7.17.4 Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のネットワークの要件
- Intel/AMD 64-bitプロセッサを搭載したx86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (64-bit)付属のTCP/IP。
7.17.5 Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)のディスク領域の要件
すべてのインストール・タイプおよびコンポーネントについて、Intel/AMD64-bitプロセッサを搭載したx86-64版のMicrosoft Windows Server 2019 (64-bit)にインストールする際の最低ディスク領域の要件は672MBです。この要件は、選択したインストール・セットのデフォルト・コンポーネントをインストールする場合を前提としています。
7.17.6 Microsoft Windows Server 2019 (64-bit)の調整可能なパラメータ
Oracle Tuxedoソフトウェアを実行する前に、『WindowsでのOracle Tuxedo ATMIの使用』のIPCリソース・ページが表示されたOracle管理ウィンドウという図に示されたプロセス間通信(IPC)パラメータを再構成する必要がある場合があります。IPCパラメータの再構成の手順は、『WindowsでのOracle Tuxedo ATMIの使用』のシステムのパフォーマンスが最大限になるようなIPCリソースの設定に関する項およびIPC要件のチェックに関する項を参照してください。