JoltBeansクラス・ライブラリのウォークスルー

このウォークスルーでは、次の目的で使用するアプレットの作成方法について説明します。

  • アカウントIDの入力
  • 「照会」ボタンのクリック
  • 口座残高の表示(次の図を参照)

次の図は、JoltBeansを含む完成したJavaフォームの例を示しています。このアプレットにより、Oracle Tuxedoに組み込まれているBANKAPPサンプルのINQUIRYサービスのクライアント機能が実装されます。このサンプルを実行するには、Oracle Tuxedoサーバーが実行されている必要があります。

図5-4 サンプルの照会アプレット

「サンプルの照会アプレット」の図

Javaフォームで必要な各アイテムの例は、図「Visual Café 3.0フォーム・デザイナ」を参照してください。その図の各項目は次の表で説明します。

表5-4 必要なフォーム要素

要素 目的
アプレット(JFCアプレットが選択された場合はJApplet 開発環境でBeanをペイントするときに使用するフォーム。
JoltSessionBean Oracle Tuxedoセッションにログオンします。
JoltTextField ユーザーから入力を取得します(この場合はACCOUNT_ID)。
JoltTextField 結果を表示します(この場合はSBALANCE)。
JoltServiceBean Oracle Tuxedoサービスにアクセスします。(この場合、BANKAPPからINQUIRY)。
ボタン アクションを開始します。
ラベル アプレットのフィールドを説明します。