JoltBeansのワイヤリング
すべてのBeanがフォーム上に配置され、プロパティを設定した後、それらのイベントを関連付けます。次の図は、Beanを関連付ける際の正しい順序の決定に役立つフローの例を示しています。
Beanをワイヤリングすると、様々なフォームのBean間のイベント・ソースとイベント・リスナーの関係を確立できます。たとえば、JoltServiceBeanはボタンのActionEventのリスナーであり、このイベントをリスニングしたときにcallService()
を呼び出します。Visual Caféのインタラクション・ウィザードを使ってBeanどうしを関連付けてください。
次の図は、このサンプル・アプレットを作成するためにBeanを関連付ける順序を示しています。この図の中の数字は、続くステップ説明の番号と対応しています。
図5-10 JoltBeansを関連付ける順序

次のステップは、図「JoltBeansを関連付ける順序」に示した番号に対応しています。これらのステップは、次の項でさらに詳しく説明します。
- ステップ1: JoltSessionBeanとログオンを関連付ける
- ステップ2: propertyChangeを使用してJoltSessionBeanをJoltServiceBeanに関連付ける
- ステップ3: JoltInputEventを使用して入力項目accountIDのJoltTextFieldをJoltServiceBeanに関連付ける
- ステップ4: JoltActionを使用してボタンをJoltServiceBeanに関連付ける
- ステップ5: JoltOutputEventを使用してJoltServiceBeanをBalanceのJoltTextFieldに関連付ける
- ステップ6: JoltSessionBeanとログオフを関連付ける
- ステップ7: アプレットをコンパイルする
- サンプル・アプリケーションの実行
親トピック: JoltBeansクラス・ライブラリのウォークスルー