JRLYからJRADアダプタへの接続時に発生するフェイルオーバー

各JRLYの構成ファイルには、JRADアドレスの一覧が用意されています。JRADが利用できない場合、JRLYは次に利用可能な(接続されていない) JRADをラウンドロビン方式で検索して接続しようとします。2つのJRLYから同じJRADに接続することはできません。これらの条件を利用し、JRADアドレスの順序を変えて効率的に接続を確立することができます。つまり、予備のJRADを待機させておき、JRLYからJRADへの最初の接続が切断されたら、予備のJRADに接続されるようにします。この種のフェイルオーバー処理は、JRLYのみで行われます。

JRLYの起動時に一覧内のJRADがどれも実行されていない場合、最初の接続は失敗します。JoltクライアントがJRLYに接続しようとすると、JRLYは、再びJRADに接続しようとします。

フェイルオーバー機能を有効にするには、UBBCONFIGファイルでJRADを設定し、複数のJRADを起動する必要があります。