RESTARTに関連するパラメータ

RCMD=string_value 

AOUTが再起動できる場合、このパラメータは、AOUTが異常終了した場合に実行するコマンドを指定します。最初の空白またはタブまでの文字列には、実行可能なUNIXファイルの名前(フルパス名またはAPPDIRへの相対パス名)を指定します。コマンドの先頭にShellの変数を設定しないでください。オプションで、コマンド名の後にコマンド行引数を指定することもできます。コマンド行には、GRPNOSRVIDという、サーバーの再起動に関連する2つの引数が追加されます。 string_value はサーバーの再起動と並行して実行されます。

RCMDパラメータを使用すると、サーバーの再起動時に並行して実行されるコマンドを指定することができます。このコマンドは、サーバーのPATHのディレクトリにある実行可能なUNIXのシステム・ファイルでなければなりません。たとえば、カスタマイズされたメッセージをuserlogに送信し、再起動するサーバーにマークを付けるコマンドです。

MAXGEN=number 

AOUTが再起動できる場合、このパラメータは、GRACEによって指定された時間内に最大(number - 1)回再起動できることを示します。指定できる値は0より大きく、256より小さい数値です。この値を指定しないと、デフォルトの1 (サーバーは一度起動できるが、再起動はできない)が設定されます。サーバーが再起動可能な場合、MAXGENには2以上の値を指定する必要があります。RESTARTYを指定しないと、MAXGENの値は無視されます。

GRACE=number 

RESTARTYの場合、GRACEパラメータを使用して、サーバーの再起動を行える期間(秒単位)を指定することができます。再起動はMAXGEN - 1回行うことができます。秒数として0以上2,147,483,648未満(または68年強)の値を指定します。GRACEを指定しない場合は、デフォルトの86,400秒(24時間)が指定されます。GRACEを0に設定すると、すべての制限が解除されます。つまり、サーバーの再起動回数が制限されなくなります。