JoltService BeanでカスタムGUI要素を使用する

JoltBeansには、Jolt対応の限定されたGUIコンポーネント・セットが用意されています。また、Jolt対応でないコントロールをJoltServiceBeanと一緒に使用することもできます。JoltServiceBeanには、JoltServiceBeanによって表されるサービスの出力情報を表示するコントロールをリンクできます。また、入力情報を表示するコントロールをリンクすることもできます。

たとえば、GUI要素はJoltOutputListenerインタフェースを実装するアダプタ・クラスを使用して、JoltOutputEventをリスニングできます。JoltServiceBeanはJoltOutputEventのイベント・ソースとして、JoltOutputEventを送信するときにアダプタ・クラスのserviceReturned()メソッドを呼び出します。serviceReturned()の内部では、イベント・オブジェクトからの情報を使用して、コントロールの内部データが更新されます。

開発ツールは、JoltServiceBeanとGUI要素が関連付けられるとアダプタ・クラスを生成します。

2つ目の例として、GUI要素はJoltServiceBeanのsetInputTextValue()メソッドを呼び出すことができます。GUI要素にはJoltServiceBeanによって表されるOracle Tuxedoサービスへの入力データが含まれています。

3つ目の例として、GUI要素は必要なメソッド(addJoltInputListener()removeJoltInputListener())を実装でき、JoltInputEventのイベント・ソースとしての役割を果たします。JoltServiceBeanは、これらのイベントのイベント・リスナーとしての役割を果たします。コントロールは、状態が変わる場合にJoltInputEventを送信して、入力情報でJoltServiceBeanを更新します。