開発用およびランタイム用のJoltBeans
JoltBeansを含む.jar
ファイルには、開発バージョンと実行時バージョンの2つのバージョンがあります。開発バージョンのJoltBeanの名前にはそれぞれ、接尾辞Dev
が付きます。実行時バージョンのクラスの名前にはそれぞれ、接尾辞Rt
が付きます。たとえば、JoltBeanクラスの場合、開発バージョンはJoltBeanDev
となり、実行時バージョンはJoltBeanRt
となります。
開発プロセス中は、開発バージョンのJoltBeansを使用してください。開発JoltBeansには、グラフィックIDEでの開発に役立つ追加のプロパティが用意されています。たとえば、JoltBeansのグラフィック・プロパティ(bean information)を使用すると、開発環境でJoltBeansをグラフィック・アイコンとして操作できます。
実行時バージョンのJoltBeansには、このような追加のプロパティはありません。実行時には、Beansの追加の開発プロパティは必要ありません。ランタイムBeansは、開発バージョンのJoltBeansの簡易版です。
開発環境でアプリケーションをコンパイルすると、開発Beansを使用してコンパイルされます。ただし、開発環境外部でコマンド行からコンパイルを実行する場合は、アプリケーションのコンパイル時にランタイムBeansが使用されるようにCLASSPATH
を設定することをお薦めします。
親トピック: Jolt Beanの概要