4.4.5 XMLバッファ・タイプを使用する
XMLバッファ・タイプを使用すると、Oracle TuxedoアプリケーションでXMLドキュメントを使用して、アプリケーション内やアプリケーション間でデータを交換できるようになります。Oracle Tuxedoアプリケーションでは、XML型バッファの送受信や、それらのバッファを適切なサーバーにルーティングできます。解析など、XMLドキュメントのすべての処理ロジックはアプリケーション側にあります。
整形式のXMLドキュメントは、次の要素から構成されます。
- 表題、タグなどを含む、エンコードされた文字の並びで構成されるテキスト
- ドキュメントの論理構造の記述と、その構造に関する情報
XMLバッファ・タイプを使用するには、まずバッファ・タイプで使用するTuxedoサービスを定義します。次に、そのバッファ・タイプを使用するコードを記述します。次の2つの項では、これらのステップについて説明します。
ノート:
CARRAY同様に、XMLバッファ・タイプはSTRINGではなくバイト配列として扱われます。JoltクライアントとOracle Tuxedoサービス間でのデータ変換は行われません。