4.4 Oracle Tuxedoのバッファ・タイプをJoltで使用する

Joltでは、次のOracle Tuxedo組込みのバッファ・タイプがサポートされています。

  • FML、FML32
  • VIEW、VIEW32
  • X_COMMON
  • X_C_TYPE
  • CARRAY
  • X_OCTET
  • STRING
  • XML
  • MBSTRING

ノート:

X_OCTETの使用方法はCARRAYと同じです。

X_COMMONおよびX_C_TYPEの使用方法はVIEWと同じです。

Joltアプリケーションのプログラマは、Oracle Tuxedoに組み込まれているバッファ・タイプのうち、特にCARRAY (文字配列)およびSTRINGの扱い方を知っておく必要があります。

  • CARRAY型はデータを非透過的に処理するために使用されます(つまり、CARRAYデータ型の文字はどんな形式にも解釈されません)。JoltクライアントとOracle Tuxedoサービス間でのデータ変換は行われません。
  • STRINGのデータ型は文字であり、CARRAYとは違って、null文字にまでの文字数を指定して転送長を設定できます。そのため、異なる文字セットを使用するマシン間でデータを交換する場合は、データが自動的に変換されます。

Oracle Tuxedoの型付きバッファ、データ型、バッファ・タイプに関するすべての情報については、以下のドキュメントを参照してください。

  • 『Cを使用したOracle Tuxedo ATMIアプリケーションのプログラミング』
  • 『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』
  • Oracle Tuxedo ATMI FML関数リファレンス
  • ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス