4.4.2 CARRAYバッファ・タイプを使用する
CARRAYバッファ・タイプは、Oracle Tuxedoシステムに組み込まれている文字配列による単純なバッファ・タイプです。CARRAYバッファ・タイプのデータはシステム側で解釈されないため、データ型が明らかであってもJoltクライアント・アプリケーションでデータの長さを指定する必要があります。このバッファ・タイプを処理するときは、常にJoltクライアントでデータの長さを指定してください。
たとえば、Oracle TuxedoサービスがCARRAYバッファ・タイプを使用する場合、ユーザーが32ビットのintegerを設定すると(Javaではintegerはビッグ・エンディアン・バイト順)、そのデータは変換されずにOracle Tuxedoサービスに送信されます。
CARRAYバッファ・タイプを使用するには、まずバッファ・タイプで使用するTuxedoサービスを定義します。次に、そのバッファ・タイプを使用するコードを記述します。次の2つの項では、これらのステップについて説明します。
ノート:
X_OCTETの使用方法はCARRAYと同じです。