1.2.5 サーブレットからTuxedoへの接続
まず、サーブレットは、WebLogic Serverが起動時に作成し、初期化したセッション・プール・マネージャに対する参照を取得します。セッション・プール・マネージャは、config.xml
ファイルで設定されたセッション・プールを取得するために使用されます。このセッション・プールは、Tuxedoドメイン内の適切なJolt Serverを参照します。サーブレットは、セッション・プールを使用して特定のTuxedoサービスを呼び出します。
TuxedoサービスはOracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリで記述され、エクスポート(アクセス可能と宣言)されます。メタデータ・リポジトリでは、サービスの期待される入力および出力パラメータ型が宣言されます。サーブレットは期待される入力パラメータを供給する必要があります。Oracle Jolt for Oracle WebLogic Serverは、特別なServletSessionPool
オブジェクトを使用します。このオブジェクトは、HttpServletRequest
オブジェクトから入力データを直接受け入れることが可能です。出力データは、ServletResult
オブジェクトに返されます。
親トピック: Jolt for WebLogicのしくみ