1.2.4 クライアント・ブラウザからWebLogicサーバーへの接続

WebLogic Serverは、別のJavaサービスを提供するほか、Java HTTPサーブレットをサポートする本格的なHTTPサーバーです。一般に、サーブレットはそれぞれ仮想名でconfig.xmlファイルに登録する必要があります。

サーブレットは、直接呼び出して実際にHTMLをブラウザに表示する場合もあれば、ユーザーがフォームを送信するときなど、HTMLフォームから間接的に呼び出す場合もあります。WebLogic Serverは、登録されているサーブレットの仮想名を含むリクエストを受け取ると、該当するサーブレットのservice()メソッドを呼び出します。HTTPサーブレットの詳細は、『WebLogic HTTPサーブレットのプログラミング』ガイドを参照してください。

HTTPサーブレットのservice()メソッド(コンテキストに応じて、サーブレットのdoPost()またはdoGet()メソッドのいずれかを呼び出す)が呼び出されると、ブラウザから送られたHTTPデータを含むHttpServletRequestオブジェクトが渡されます。“「サンプル・パッケージの使用方法」で説明するサンプル・パッケージでは、Tuxedoに対するトランザクション呼出しでクライアントの問合せデータを使用し、レスポンスは新しいHTMLページに組み込まれます。