4.11.2 システム・ボトルネックの検出例

クライアント1では、画面の出力に4秒必要であるとします。time(2)を呼び出すと、サービスAに対するtpcallが動作を3.7秒遅らせていることがわかります。サービスAを開始点と終了点でモニターすると、0.5秒かかっています。これは、キューがいっぱいであることを示唆しており、この判断はpqコマンドを使用して行われます。

一方、サービスAの実行に3.2秒かかるとします。サービスAの個々の部分はまとめて測定できます。サービスAがサービスBに対してtpcallを発行し、この動作に2.8秒かかっていることも考えられます。この場合、キュー時間またはメッセージ送信ブロッキング時間を特定できるはずです。適切な時間を識別すると、アプリケーションはトラフィックを処理できるように再度チューニングされます。

time(2)を使用すると、次の項目の所要時間を測定できます:

  • クライアント・プログラム全体。
  • クライアント・サービス・リクエストのみ。
  • サービス機能全体。
  • サービス・リクエストを行うサービス機能(ある場合)。