3.12.12 管理サービスでのアプリケーション・ビルド・ステータスの変更

インスタンス管理者は、アプリケーションのビルド・ステータスを変更できます。

3.12.12.1 アプリケーション・ビルド・ステータスの変更の概要

ビルド・ステータス属性を使用して、アプリケーションが他の開発者によって変更されるのを防ぎます。

ビルド・ステータス属性には2つの設定があります。

  • アプリケーションの実行および構築 - 開発者は、アプリケーションを実行および編集できます。

  • アプリケーションの実行のみ - 開発者は、アプリケーションの実行のみができます。

    ビルド・ステータスを「アプリケーションの実行のみ」に設定することは、他の開発者によってアプリケーションが変更されないようにするために有効な方法です。

ビルド・ステータスを変更する方法

アプリケーションのビルド・ステータスは、次のようにして変更できます。

  • アプリケーション・レベル - 開発者および管理者は、アプリケーションの編集ページでビルド・ステータス属性を変更できます。Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド可用性を参照してください。

  • ワークスペースレベル - ワークスペース管理者は、現行のワークスペース内のアプリケーションのビルド・ステータスを「アプリケーション・ビルド・ステータスの管理」ページで変更できます。「複数のアプリケーションのビルド・ステータスの変更」を参照してください。

  • インスタンスレベル - 管理サービスでのビルド・ステータスの変更で説明するように、インスタンス管理者は「ビルド・ステータス」ページでアプリケーションのビルド・ステータスを変更できます。

3.12.12.2 管理サービスでのビルド・ステータスの変更

管理サービスでのビルド・ステータスの変更は「ワークスペースの管理」、「アプリケーションの管理」で行います。

管理サービスでビルド・ステータスを変更するには、次の手順を実行します。

  1. Oracle APEX管理サービスにサインインします。
  2. 「ワークスペースの管理」をクリックします。
  3. 「アプリケーションの管理」で、「ビルド・ステータス」をクリックします。
    ビルド・ステータス・ページが表示されます。レポートをカスタマイズするには、ページ上部にある検索バーを使用します。
  4. 該当するワークスペースの横にある「編集」アイコンをクリックします。

    ビルド・ステータスの編集ページが表示されます。

  5. 代替ビルド・ステータスを選択します。
    • アプリケーションの実行のみ- 開発者は、アプリケーションの実行のみができます。アプリケーションは、ワークスペースのアプリケーション・ビルダーに表示されるアプリケーション・リストには表示されません。
    • アプリケーションの実行および構築- 開発者は、アプリケーションを実行および編集できます。アプリケーションは、ワークスペースのアプリケーション・ビルダーのアプリケーション・リストに表示されます。
  6. 「変更の適用」をクリックします。

ヒント:

デプロイ時に「アプリケーションの構築のみ」を選択した場合、この設定を変更する唯一の方法は管理サービスのビルド・ステータス・ページで変更することです。