3.4.2 HTTPプロトコルの属性の構成
Oracle APEXインスタンスおよびすべての関連アプリケーションのHTTPSの必要性を判断します。
ノート:
「HTTPSが必要」に設定すると、APEXがHTTPプロトコルではアクセスできなくなります。この設定を有効にする前に、サーバーでHTTPSが有効であり正しく構成されていることを必ず確認してください。
- SSLの概要
Secure Sockets Layer (SSL)は、インターネット上で転送されるデータのセキュリティを管理するためのプロトコルです。SSLは、HTTPSプロトコルを使用してWebアプリケーションに実装されます。機密データが暗号化されていない(クリアテキストの)通信チャネルに送信されないように、SSL (HTTPSプロトコル)を使用してAPEXアプリケーションを実行することをお薦めします。 - HTTPSの必要性
「HTTPSが必要」属性および「アウトバウンドHTTPSが必要」属性を構成することで、APEXインスタンスとすべての関連アプリケーションでHTTPSを必要とするように構成します。 - 「HTTPSが必要」の無効化
「HTTPSが必要」が有効になっている場合、インスタンス管理者は次のSQL文を実行して無効にできます。 - 「アウトバウンドHTTPSが必要」の無効化
「アウトバウンドHTTPSが必要」が有効になっている場合、インスタンス管理者は次のSQL文を実行して無効にできます。 - 追加のレスポンス・ヘッダーの構成
すべてのアプリケーションのリクエストごとにAPEXが送信する追加のHTTPレスポンス・ヘッダーを入力します。
親トピック: セキュリティの構成
3.4.2.1 SSLの概要
Secure Sockets Layer(SSL)は、インターネット上に転送されるデータのセキュリティを管理するためのプロトコルです。SSLは、HTTPSプロトコルを使用してWebアプリケーションに実装されます。機密データが暗号化されていない(クリアテキストの)通信チャネルに送信されないように、SSL (HTTPSプロトコル)を使用してAPEXアプリケーションを実行することをお薦めします。
親トピック: HTTPプロトコルの属性の構成
3.4.2.2 HTTPSの必要性
「HTTPSが必要」属性および「アウトバウンドHTTPSが必要」属性を構成することで、APEXインスタンスとすべての関連アプリケーションでHTTPSを必要とするように構成します。
重要:
「HTTPSが必要」を有効にすると、APEXがHTTPプロトコルではアクセスできなくなります。この設定を有効にする前に、サーバーでHTTPSが有効であり正しく構成されていることを必ず確認してください。
APEXでHTTPSを必須にするには:
- APEX管理サービスにサインインします。
- 「インスタンスの管理」をクリックします。
- 「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
- 「HTTPプロトコル」で、次のように構成します。
- 「変更の適用」をクリックします。
親トピック: HTTPプロトコルの属性の構成
3.4.2.3 「HTTPSが必要」の無効化
「HTTPSが必要」が有効になっている場合、インスタンス管理者は次のSQL文を実行して無効にできます。
「HTTPSが必要」を無効化するには:
親トピック: HTTPプロトコルの属性の構成
3.4.2.4 アウトバウンドHTTPS要件の無効化
「アウトバウンドHTTPSが必要」が有効になっている場合、インスタンス管理者は次のSQL文を実行して無効にできます。
「アウトバウンドHTTPSが必要」を無効化するには:
親トピック: HTTPプロトコルの属性の構成
3.4.2.5 追加のレスポンス・ヘッダーの構成
すべてのアプリケーションのリクエストごとにAPEXが送信する追加のHTTPレスポンス・ヘッダーを入力します。
追加のレスポンス・ヘッダーを構成するには:
親トピック: HTTPプロトコルの属性の構成