3.8 対話グリッドのリセット

グリッドをリフレッシュ、リセットまたはフラッシュバックして、変更内容を元に戻すことができます。対話グリッドのリセットの結果は、レポート・タイプに応じて異なる可能性があります。

対話グリッドをデータベースの最新版のデータで更新するには、対話グリッドをリフレッシュします。対話グリッドをリセットすると、最後に保存されたとき以降のすべての変更が元に戻されます。過去の一時点(分単位)にグリッドをフラッシュバックすると、その時点に存在したとおりにデータベースからデータを取得し、そのとき以降にデータベースのデータに行われた変更はすべて無視されます。

3.8.1 対話グリッドのリフレッシュ

データベースにある最新のデータで対話グリッドを更新するには、「アクション」の「データ」サブメニューで「リフレッシュ」を選択します。

ブラウザでページ全体をリロードするより、対話グリッドをリフレッシュする方が高速です。流動性の高いデータ・セットの場合、リフレッシュは有効な機能です。

対話グリッドをリフレッシュするには:

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「データ」を選択します。
  2. 「リフレッシュ」を選択します。
グリッドがリフレッシュされます。データの更新が適用されますが、マークされません。

3.8.2 対話グリッドのリセット

対話グリッドへの変更を元に戻すには、「リセット」ボタンをクリックするか、「アクション」の「レポート」サブメニューから「リセット」を選択します。

警告:

対話グリッドをリセットすると、前回保存された状態に戻ります。そのとき以降の変更はすべて失われることがあります。

対話グリッドをリセットするには、次のいずれかを実行します。

  • リセット」ボタンをクリックします。
  • 「アクション」メニューをクリックした後、「レポート」「リセット」の順に選択します。
グリッドが、最後に保存した状態にリロードされます。

3.8.3 保存した対話グリッド・レポートへの「リセット」ボタンの影響

「リセット」ボタンをクリックすると、対話グリッドの最後に保存された状態がリロードされます。保存状態はレポート・タイプによって異なります。

プライマリ・レポートで「リセット」ボタンを押すと、行ったすべての変更(再編成、新しい内容など)が元に戻されます。これは、開発者のみがプライマリ・レポートを上書きできるためです。変更内容を保持するには、プライベート・レポートを保存します。

プライベート・レポートで「リセット」ボタンを押すと、前回レポートを保存したとき以降の変更のみが元に戻されます。

3.8.4 特定の保存状態への対話グリッドの回復

対話グリッドを特定の時点に戻すには、「アクション」の「データ」サブメニューで「フラッシュバック」を選択します。

フラッシュバックを使用すると、対話グリッドを特定の分数戻すことができます。ig_flashback.pngの説明が続きます
図ig_flashback.pngの説明

対話グリッドを回復するには:

  1. 「アクション」メニューをクリックし、「データ」「フラッシュバック」の順に選択します。
    「フラッシュバック」ダイアログが表示されます。
  2. 元に戻す分数を入力します。たとえば、10分戻るには10と入力します。
  3. 「保存」をクリックします。
グリッドは10分前の状態に戻ります。