9.2 フォームの作成

開発者は、アプリケーションの作成ウィザードおよびページの作成ウィザードを使用してフォームを作成できます。

ノート:

対話モード・レポートまたはクラシック・レポートとフォームの組合せの作成は、アプリケーションの作成ウィザードとページの作成ウィザードの両方でサポートされています。どちらのウィザードでも、レポートを作成してからフラグを有効にしてフォームを追加します。

9.2.1 アプリケーションの作成ウィザードを使用したフォームの作成

アプリケーションの作成ウィザードを使用してフォームを作成します。

アプリケーションの作成ウィザードを使用してフォームを作成するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. 作成」ボタンをクリックします。
  3. 「新規アプリケーション」をクリックします。
  4. アイコンの設定 - 「アイコンの設定」をクリックして、アプリケーション・アイコンを選択します。選択したアイコンは、ファビコン、PWAアイコン、Appleタッチ・アイコンおよび「アプリケーション・ビルダー」アイコンとして使用されます。
  5. 名前 - 開発者がアプリケーションを識別するための名前を入力します。
  6. 外観 - デフォルトを受け入れるか「外観の設定」をクリックして変更します。
  7. 「ページの追加」をクリックし、「フォーム」を選択します。
  8. 「フォーム・ページの作成」で、次の項目を指定します。
    1. ページ名 - このページの名前を入力します。
    2. アイコンの設定 - このページのナビゲーション・メニューに表示するアイコンを選択します。
    3. 表 - フォームの表を選択します。
    4. レポートを含める - 「レポートを含める」を選択して、レポートおよびフォームを作成します。最初のページは、対話モード・レポートです。それぞれの行は、ユーザーがレコードを更新できるフォームへのリンクを提供します。
    5. 詳細: 「詳細」を展開します。
      • ページのヘルプ: ユーザーが「ページのヘルプ」を選択したときに表示するテキストを入力します。

        ヒント:

        この設定では、「情報ページ」機能を選択する必要があります。「情報ページ」機能を選択した場合は、ページ・ヘルプのエントリを含むナビゲーション・バーにヘルプ・アイコンが生成されます。

    6. 「ページの追加」をクリックします。
  9. 「機能」で、アプリケーションに含める機能を選択します。「機能」は、アプリケーション・レベルの機能を提供し、アプリケーションごとに1回のみ追加できます。さらに学習するには、「機能」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。

    ヒント:

    「すべてをチェック」ボタンをクリックしてすべての機能を選択します。

  10. 「設定」で、このアプリケーションの生成に使用する設定を指定します。属性についてさらに学習するには、「設定」の横にある「ヘルプ」アイコンをクリックします。
  11. 「アプリケーションの作成」をクリックします。

9.2.2 ページの作成ウィザードを使用したフォームの作成

ページの作成ウィザードを使用して、既存のアプリケーションにフォーム・ページを追加します。

ノート:

ページの作成ウィザードを使用すると、複数のフォーム・アイテムおよびプロセスを含む複合フォーム・リージョンが作成されます。「レンダリング」ツリーでリージョンを直接作成することも、「ギャラリ」からリージョンをドラッグすることもできますが、このような方法では、これらの追加のコンポーネントは作成されません。

ページの作成ウィザードを使用してフォームを作成するには:

  1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
  2. アプリケーションを選択します。
  3. 「ページの作成」をクリックします。
    「ページの作成」が表示され、「コンポーネント」「機能」および「レガシー・ページ」の3つのタブがあります。
  4. 「コンポーネント」で、「フォーム」を選択します。
  5. 「ページ定義」で、次のようにします。
    1. ページ番号 - ページ番号はアプリケーション内のページを識別する整数値です。
    2. 名前 - このページのテキスト名を指定します。

      ヒント:

      このテキストは、レポート・タイトルにも使用されます。ページの作成後は、ページ・デザイナでタイトルを変更できます。

    3. ページ・モード - ページ・モードを指定します。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
  6. データ・ソース: ページのデータ・ソースを選択します。
    • ローカル・データベース - データはローカル・データベースをソースとします。
    • REST対応SQLサービス - データは、REST対応SQLを使用して接続が定義されるリモート・データベースをソースとします。REST対応SQL参照を作成または保守するには、「共有コンポーネント」「REST対応SQL」にナビゲートします。
    • RESTデータ・ソース - データは、RESTデータ・ソースを使用して定義されるRESTful Webサービスをソースとします。RESTデータ・ソースを作成または保守するには、「共有コンポーネント」「RESTデータ・ソース」に移動します。

    実行するステップは、選択したデータ・ソースによって異なります。このタスクでは、データ・ソースが「ローカル・データベース」であると仮定しています。

  7. ソース・タイプ - 新規ページのソースを指定します。オプションは次のとおりです。
    • :

      • 表/ビューの所有者 - ページを作成している表の所有者を選択します。

      • 表/ビューの名前 - ページの基になる表またはビューを選択します。

    • SQL問合せ:

      • SQL SELECT文を入力 - SQL問合せを入力します。

  8. ナビゲーション - リージョンを展開して、ナビゲーションを有効または無効にします。いずれかのフラグが有効である場合は、追加の属性が表示されます。属性についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
    1. ブレッドクラムの使用 - このページのブレッドクラム・エントリを作成できるようにします。デフォルトでは、ページ名がブラッドグラム・エントリ名として使用されます。
    2. ナビゲーションの使用 - このページのナビゲーション・メニュー・エントリを作成できるようにします。デフォルトでは、ページ名がナビゲーション・メニュー名として使用されます。
  9. 「次」をクリックします。
  10. 主キー列 - 主キー列を選択するか、デフォルトを受け入れます。
  11. ブランチ・ページ:
    • 送信時にここにブランチ - ページ・プロセスの完了後にブランチ先となるページを選択します。
    • 取り消してページに移動 - 「取消」ボタンのクリック時に、アプリケーションのリダイレクト先となるページを選択します。
  12. 「ページの作成」をクリックします。

ヒント:

外部データ・ソースについてさらに学習するには、「REST対応SQL参照の管理」および「RESTデータ・ソースの管理」を参照してください。