7.7 LinuxまたはUNIXへの追加のRパッケージのインストール
LinuxおよびUNIXプラットフォームでは、OML4RサーバーのインストールにORE
スクリプトが用意されており、これをオペレーティング・システムのプロンプトから実行して追加のRパッケージをインストールできます。
ORE
スクリプトは、Rのインストール・コマンド、R CMD INSTALL
のラッパーです。
デフォルトでは、Rパッケージは/usr/lib64/R/library
にインストールされます。OML4Rサーバーのインストールでは、OREスクリプトが提供されます。Rパッケージをインストールするには、また、Rを起動するには、このスクリプトをオペレーティング・システムのシェルから実行します。OREスクリプトは、デフォルトのRスクリプトのラッパー、R実行可能ファイルのシェル・ラッパーです。これを使用して、Rを起動し、バッチ・スクリプトを実行し、Rパッケージを構築またはインストールできます。デフォルトのRスクリプトとは異なり、OREスクリプトでは、oracleユーザーが書込み可能ですべてのOML4Rユーザーがアクセス可能な場所($ORACLE_HOME/R/library
)にパッケージがインストールされます。OREスクリプトでインストールされるすべてのRパッケージは、この場所にインストールされます。
このスクリプトを実行するには:
ORE CMD INSTALL R_package_name