4 サード・パーティ・パッケージのインストール
Oracle Machine Learning Notebooksには、OML NotebooksセッションおよびOML4R埋込み実行呼出し内で使用するためにサード・パーティRライブラリをconda環境にインストールするためのcondaインタプリタが用意されています。Condaは、サード・パーティRライブラリが含まれる環境の使用を可能にするオープンソースのパッケージおよび環境管理システムです。
管理者は、conda環境を作成し、管理者以外のユーザーがアクセスしてOML Notebooksセッションにロードできるパッケージをインストールします。conda環境は、OML4R R、SQLおよびREST APIで使用できます。
ノート:
- ADBに付属するOMLまたはグラフ機能には、顧客がconda機能を介してさらにサード・パーティ・ソフトウェアをインストールする必要はありません。
- conda機能を使用してサード・パーティ・ソフトウェアをインストールする場合、そのソフトウェアの脆弱性管理およびライセンス・コンプライアンスは、Oracleではなく、インストールした顧客側の責任となります。
- Condaコマンド
このトピックでは、conda環境の作成およびテスト中にADMINが使用する一般的なコマンドについて説明します。Condaは、サード・パーティRライブラリが含まれる環境の使用を可能にするオープンソースのパッケージおよび環境管理システムです。 - Conda環境を作成および保存するための管理タスク
OML Notebooksでは、ユーザーADMINは、環境の作成および削除、パッケージのインストールおよび削除など、OMLユーザーのconda環境のライフサイクルを管理できます。 - 使用可能なConda環境をダウンロードして使用するためのOMLユーザー・タスク
ユーザーADMINがオブジェクト・ストレージに環境をインストールすると、OMLユーザーとして、ノートブックのR段落および埋込み実行でその環境をダウンロード、アクティブ化および使用できるようになります。 - Embedded R Execution用のSQLおよびREST APIを使用したConda環境の使用
このトピックでは、Embedded R Execution用のSQLおよびREST APIでのユーザー定義関数(UDF)の実行によるconda環境の使用について説明します。