1.2.2 サービス規約のテキスト・ファイル出力
収集されたサービス規約検索情報を、メタデータ・リポジトリに直接格納するかわりにファイルに書き出す場合、 TMMETADATA(5) -o<filename>
オプションを使用し、tmloadrepos
を使用して、ファイルをメタデータ・リポジトリに手動でロードする必要があります。詳細は、『Oracle Tuxedoコマンド・リファレンス・ガイド』のtmloadreposに関する項を参照してください。
ファイルをメタデータ・リポジトリのかわりのストレージとして使用する場合、出力はtmloadrepos
に準拠したフォーマットになります。このファイルは、サービス・ヘッダー・セクションと、パラメータごとのパラメータ・セクションで構成されます。サービス・ヘッダーには、次の表に示す項目が含まれます。
「service
」フィールドのフォーマットは、<TuxedoServiceName>+'_'+<SequenceNo>
です。Oracle Tuxedoサービスに複数のパターンが認識された場合に名前の競合を避けるため、接尾辞<SequenceNo>
が使用されます。
ノート:
<SequenceNo>
は、メタデータ・リポジトリにすでに格納された最後の<SequenceNo>
の番号から始まります。
サービス・パラメータには、次の表に示す情報が含まれます。
表1-14 サービス・レベルの属性
キーワード(短縮形) | サンプル値 | 説明 |
---|---|---|
service(sv)
|
TOUPPER_1
|
<RealServiceName>_<SequenceNo>.
|
tuxservice(tsv)
|
TOUPPER
|
サービス名。 |
servicetype(st)
|
service|oneway
|
TPNOREPLY が設定されている場合は一方向。
|
inbuf(bt)
|
STRING |
FML、FML32、VIEW、VIEW32、STRING、CARRAY、XML、X_OCTET、X_COMMON、X_C_TYPE、MBSTRINGまたはアプリケーション定義のカスタム・バッファ・タイプを表すその他の任意の文字列。 |
outbuf(BT)
|
FML32
|
エラー応答の場合は「NULL」に設定されます。 |
errbuf(ebt)
|
STRING | エラー応答の場合のみ記述されます。 |
inview
|
- | ビュー名。inbufのタイプがVIEWまたはVIEW32の場合のみ記述されます。 |
outview
|
- | ビュー名。outbufのタイプがVIEWまたはVIEW32の場合のみ記述されます。 |
errview
|
- | ビュー名。errbufのタイプがVIEWまたはVIEW32の場合のみ記述されます。 |
autodiscovery
|
true
|
「true」に設定します。 |
表1-15 パラメータ・レベルの属性
キーワード(短縮形) | サンプル | 説明 |
---|---|---|
param(pn)
|
USER_INFO
|
- |
paramdescription(pd) |
service parameter |
- |
access(pa) |
in
|
{in}{out}{err}の組合せ。 |
type(pt)
|
fml32 |
byte、short、integer、float、double、string、carray、dec_t、xml、ptr、fml32、view32、mbstring。 |
subtype(pst)
|
- | viewまたはview32タイプ・パラメータのビュー名。 |
count
|
100 | 収集期間内のFML/FML32フィールドの最大出現回数 |
requiredcount
|
1 | 収集期間内のFML/FML32フィールドの最小出現回数。 |
親トピック: サービス規約検索の構成