2.4.2 XMLスキーマのユーザー定義データ型のマッピング
次に、サポートされているXMLスキーマのユーザー定義の単純なデータ型と、対応するOracle Tuxedo
FML32
のフィールド・データ型の一覧を示します。
表2-7 サポートされているXMLスキーマのユーザー定義データ型
XMLスキーマのユーザー定義データ型のマッピング | Oracle Tuxedo FML32のフィールド・データ型 | Oracle TuxedoプログラムのC/C++プリミティブ型 | ノート |
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<xsd:anyType>
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FLD_MBSTRING |
char [] | 要素タグがある全文のXMLドキュメントを作成する必要があります。 |
<xsd:simpleType> derived from built-in primitive simple data types |
プリミティブで単純な型の同等なFML32フィールド型 (表2-3を参照)
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プリミティブで単純な型の同等なCプリミティブ・データ型(表2-3) | <xsd:restriction> で定義されているファセットは、Oracle Tuxedoでは適用されません。
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<xsd:simpleType>defined with <xsd:list> |
FLD_MBSTRING
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char [] |
<xsd:anyType> と同じです。スキーマのコンプライアンスは、Oracle Tuxedoでは適用されません。
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<xsd:simpleType> defined with <xsd:union> |
FLD_MBSTRING
|
char [] |
<xsd:anyType> と同じです。スキーマのコンプライアンスは、Oracle Tuxedoでは適用されません。
|
<xsd:complexType> defined with <xsd:simpleContent> |
FLD_MBSTRING
|
char [] |
<xsd:anyType> と同じです。スキーマのコンプライアンスは、Oracle Tuxedoでは適用されません。
|
<xsd:complexType> defined with <xsd:complexContent> |
FLD_MBSTRING
|
char [] |
<xsd:anyType> と同じです。スキーマのコンプライアンスは、Oracle Tuxedoでは適用されません。
|
<xsd:complexType>defined with shorthand <xsd:complexContent>, sub-elements composited with sequence or all |
FLD_FML32
|
FBFR32 * embedded fml32 buffer |
複合型の各サブ要素は埋込みFML32 フィールドとして定義されます。
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<xsd:complexType> defined with shorthand <xsd:complexContent>, sub-elements composited with choice |
FML_FML32
|
FBFR32 * embedded fml32 buffer |
複合型の各サブ要素は埋込みFML32 フィールドとして定義されます。
fml32バッファに追加できるサブ・フィールドは1つのみです。 |
<xsd:complexType> とサブ要素は、順番に従ってコンポジット化されます。complexTypeには属性と要素を含めることができます。
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FLD_FML32
|
FBFR32 * embedded fml32 buffer |
複合型の各サブ要素は埋込みFML32 フィールドとして定義されます。
|
次のサンプルでは、XMLスキーマのユーザー定義データ型のデータを、Oracle Tuxedoプログラムで作成する方法を示します:
表2-8 XMLスキーマのユーザー定義型のサンプル - プリミティブで単純な型から派生したxsd:simpleType
XMLスキーマ定義 | |
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対応するFML32フィールド定義(FLD_STRING) | |
- | # Field_name Field_type Field_flag Field_comments Grade string - |
C疑似コード | |
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表2-9 XMLスキーマのユーザー定義型のサンプル - xsd:listで定義されたxsd:simpleType
XMLスキーマ定義(ターゲット・ネームスペース"urn:sample.org") | |
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- |
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対応するFML32フィールド定義(FLD_MBSTRING) | |
- |
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C疑似コード | |
- |
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ノート:
次の表に示すように、外部Webサービスの呼出しで属性がサポートされるのは、"<xs:attribute name="[name]" type="[type]"/>"
という形式を使用した場合のみです。"fixed="
などの修飾子は現在サポートされていません。
表2-10 外部サービス・スキーマ属性の使用例
XMLスキーマ定義 | |
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- |
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対応するFML32フィールド定義 | |
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対応するSALTメタデータ・リポジトリ定義 | |
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対応するサンプル疑似コード | |
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