17.2.1.1 ダッシュボード: ホーム

この項では、突合フレームワーク・アプリケーションで使用される、ダッシュボードのホーム・ページに関する情報を示します。

表 17-1 Reconciliation Execution Summaryの情報

レポート名 Reconciliation Execution Summary
レポート・レベル・フィルタ 適用なし
レポート摘要

このレポートには、選択した実行IDの次のパラメータが表示されます:

  • Map Name: 「Reconciliation Management」ウィンドウで定義された突合の名前。
  • Map-Version Number: 定義された突合のバージョン番号。これは、突合定義ステージで突合が編集された回数を示します。
  • Legal Entity: 法的エンティティはこの特定のマップについて定義され、ここには、バージョン番号が表示されます。
  • Consolidation Type: ここには、連結タイプ「Solo」, 「Consolidation」または「Aggregate」が表示されます。
  • Reconciliation Type: ここには、突合タイプ「Ledger to Ledger Reconciliation」、「General Ledger to Product Processor」(手動突合)または「General Ledger to Product Processor」(自動突合)が表示されます。
  • Reconciliation Level: 突合を実行するレベル「GL Level」または「Map Level」が表示されます。
  • Adjustment Allocation: ここには、「Reconciliation Management」ウィンドウで定義されたとおりに、調整配賦が「Yes」または「No」として表示されます。
  • Balance Type: ここには、「Reconciliation Management」ウィンドウで定義された突合期間が表示されます。
  • Reconciliation Dimensions: ここには、必須ディメンションおよびオプションの突合ディメンション(存在する場合)が表示されます。
ドリルスルー対象 適用なし

表 17-2 Reconciliation Difference Reportの情報

レポート名 Reconciliation Difference Report
レポート・レベル・フィルタ

Map Name: 「Reconciliation Management」ウィンドウで定義された突合の名前。

Map Version: 定義済突合のバージョン番号。これは、突合定義ステージで突合が編集された回数を示します。

Reconciliation Difference Value Display: 突合差異を実績形式で表示する場合には「Actual」を選択し、そうでない場合には「Percentage」を選択します。

レポート摘要

このレポートには、特定のマップについて識別された突合差異が表示されます。次のパラメータが表示されます:

  • GL Name: 選択されたマップ名の特定のGLエンティティ・コードの名前。
  • Currency: 実績突合差異を示す通貨。
  • Source Balance: ソースGLエンティティ・レベルでの口座残高。
    • Target Balance: ターゲットGLエンティティ・レベル(「Ledger to Ledger reconciliation」の場合)または商品プロセッサでの口座残高。
    • Positive Reconciliation Difference: ソース・エンティティ残高に基づいた任意のプラス突合差異。
    • Negative Reconciliation Difference: ターゲット・エンティティ残高に基づいた任意のマイナス突合差異。

ノート:

「Reconciliation Difference Value Display」フィールドでパーセントが選択されている場合、プラス突合差異とマイナス突合差異が比較され、関連するパーセント値が移入されます。例: 実績プラス突合差異が5000で、実績マイナス突合差異が0の場合、パーセントは、プラス突合差異を表す100として表示されます。

Absolute Reconciliation Difference: これは、マイナス突合差異とプラス突合差異の間で、記号を無視して合計差異として計算されます。

例: プラス突合差異が19,500で、マイナス突合差異が23,000の場合、絶対差異は42,500です。

Net Reconciliation Difference: マイナス突合差異とプラス突合差異の間の正味差異。例: プラス突合差異が19,500で、マイナス突合差異が23,000の場合、正味差異は3,500です。

ドリルスルー対象 GL Name
ドリルスルー レポート名: Reconciliation Difference Detailed Report
摘要

ナビゲーション・パス: Reconciliation Difference Reportで「GL Name」をクリックし、詳細レポートを表示します。この詳細レポートは、レポート・レベル・フィルタで選択された、特定のマップ名およびバージョン番号について表示されます。

このレポートには、識別された突合差異の詳細ビューが表示され、次のパラメータが報告されます:

  • GL Name: 選択されたマップ名の特定のGLエンティティ・コードの名前。
  • Legal Entity: 特定のマップおよびバージョン番号について定義された法的エンティティ。
  • Accounting Standard Code: 突合で定義された会計標準コード。
  • Currency: 実績突合差異が表示される通貨。
  • Other optional dimensions: ここには、オプションの各ディメンション(存在する場合)に対する値が報告されます。
  • Source Balance: ソースGLエンティティ・レベルでの口座残高。
  • Target Balance: ターゲットGLエンティティ・レベル(「Ledger to Ledger reconciliation」の場合)または商品プロセッサでの口座残高。
  • Reconciliation Difference: 正味突合差異。

ノート:

ダッシュボードのホーム・ページでは、マップ・レベル突合の場合、「Reconciliation Difference Report」「Reconciliation Adjustment Report」などの突合セクション、GL関連列「GL Code」および「GL Account Name」は、空白/MSGとなります。

表 17-3 Reconciliation Adjustment Reportの情報

レポート名 Reconciliation Adjustment Report
レポート・レベル・フィルタ
  • Map Name: 「Reconciliation Management」ウィンドウで定義された突合の名前。
  • Map Version: 定義済突合のバージョン番号。これは、突合定義ステージで突合が編集された回数を示します。
  • Reconciliation Difference Value Display: 突合差異を実績形式で表示する場合には「Actual」を選択し、そうでない場合には「Percentage」を選択します。
レポート摘要

このレポートは、突合の定義時に「Adjustment Allocation」が「Yes」として選択された場合に表示されます。このレポートには、調整金額パスが表示されます。

次のパラメータが表示されます:

  • GL Name: 選択されたマップ名の特定のGLエンティティ・コードの名前。
  • Currency: 調整入力が処理される通貨。
  • Reconciliation Difference: 正味突合差異。
  • Legal Entity: この特定のマップおよびバージョン番号について定義された法的エンティティ。
  • Approved Adjustment Amount: 承認者によって承認された調整金額。
  • Pending Adjustment Amount: 「Adjustment Entry」ウィンドウから発行される保留中の調整金額。
  • Submitted Adjustment Amount: 「Adjustment Entry」ウィンドウから発行されたものの、承認者による承認を待機中の調整金額。
  • Rejected Adjustment Amount: 「Adjustment Entry Approval」ウィンドウから承認者によって否認された調整金額。
ドリルスルー対象 GL Name
ドリルスルー

レポート名: Reconciliation Adjustment Detailed Report

ナビゲーション・パス: Reconciliation Adjustment Report「GL Name」をクリックし、詳細レポートを表示します。このレポートは、レポート・レベル・フィルタで選択された、特定のマップ名およびバージョン番号について表示されます。

このレポートには、渡された調整入力の詳細ビューが表示されます。次のパラメータが報告されます:

  • GL Name: 選択されたマップ名の特定のGLエンティティ・コードの名前。
  • Legal Entity: この特定のマップおよびバージョン番号について定義された法的エンティティ。
  • Currency: 実績突合差異が表示される通貨。
  • Accounting Standard Code: 突合で定義された会計標準コード。
  • Other optional dimensions: ここには、オプションの各ディメンション(存在する場合)に対する値が報告されます。
  • Exposure Amount: 調整入力金額。
  • Authorization Status: 調整入力が承認済、発行を待機中または発行済である場合、ここに関連ステータスが表示されます。
  • Product Processor: 調整入力が渡されるPP。
  • Product Processor Balance Column: 調整入力が渡される、PP内の特定の列。

ノート:

Adjustment Reportには、マップ・レベル実行のルート・ノードのエントリが表示されます。この特定のエントリは無視できます。