15.4.1.2 一般会計から管理元帳
管理元帳は、選択された複数のCOAセグメントに基づく詳細なGL残高を含むエンティティを指し、一般に太いGLと呼ばれます。この設定では、残高計算エンジンの出力データが管理元帳データとしてタグ付けされます。
AFCSでは、管理元帳突合で、ソースGLデータが残高計算エンジンのターゲット再評価残高と比較されます。ソースGLデータは会計ハブ・クラウド・サービス(AHCS)から取り込まれ、ターゲット・データは残高計算エンジンの出力です。GLレベル定義は、管理元帳突合時にのみ有効になります。
突合タイプの「General Ledger to Management Ledger」を使用して、そのような残高を突合できます。このタイプの突合の標準構成を確認するには、「Reconciliation Type」に移動します。
一般会計から管理元帳(GLからML)の突合では、同じ法的エンティティおよび連結タイプの元帳の2つのソース間の差異が特定されます。この差異は、選択された階層、必須ディメンションおよび選択されたオプションのディメンションのGLコードの精度で特定されます。この突合では調整は渡されません。さらに、ソース元帳をターゲット元帳と比較して差異を特定することで、差異の計算にすべてのGLコードの金額が使用されるようにします。
銀行の法的エンティティは、1つ以上のソース・システムで同じGLデータ(単独または連結のいずれか)を管理できます。GLデータが複数のソース・システムで管理されている場合、それらのGLソース間でGL残高を比較して、すべてのGLソースに同じ残高が正確に反映されていることを確認する必要があります。2つのGLソース・システム間の差異は、フレームワーク外で修正される必要があります。突合定義は、単独または連結の法的エンティティ・レベルで適用されます。
ノート:
プロジェクト・コードや元帳識別子などの事前定義ディメンションは、「General Ledger to Management Ledger」のタイプの構成にのみ適用可能です。ノート:
GLからMLの突合では、調整入力は渡されません。ノート:
管理元帳期間残高は、AFCS突合フレームワークのデータ・モデルに含まれています。この表は、ターゲット元帳表として使用されます。準備管理元帳期間残高は、銀行の太い元帳を格納するための単一の表であり、事前に構成されています。- 設定
- ディメンション