22.11 DBFSコンテンツAPIの名前変更および移動操作
パス名は、ディレクトリ階層およびマウント・ポイントを超えて名前変更または移動が可能ですが、同一のストア内のみで行うことができます。
前にoldPath
を介してアクセス可能だったディレクトリ以外のパス名は、newPath
が存在しないと想定して、引き続きnewPath
を介してアクセス可能な単一アイテムとして名前変更できます。
newPath
が存在し、ディレクトリではない場合、名前変更によって、oldPath
の名前が変更される前に、暗黙的に既存のアイテムが削除されます。newPath
が存在しディレクトリである場合は、oldPath
はターゲット・ディレクトリに移動されます。
前にoldPath
を介してアクセス可能だったディレクトリ・パス名は、ディレクトリとそのすべての子をnewPath
に移動(存在しない場合)することで、またはnewPath
の子として移動(存在する場合)することで、名前を変更できます。
存在しないか存在するか、ディレクトリ・ターゲットでないかディレクトリ・ターゲットであるかに関する名前変更と移動操作のセマンティクスは複雑なため、クライアントは、より単純な移動やコピーのシーケンスとして、複雑な名前変更および移動操作を実装することを選択できます。
コンテンツIDベースのアクセスおよびレイジー・パス名バインドをサポートするストアおよびそのプロバイダは、既存のコンテンツIDを新しいパスと関連付けるOracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンスのSETPATH
プロシージャもサポートします。
関連項目:
DBMS_DBFS_CONTENT.RENAMEPATH()
メソッドの詳細は、Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンスを参照してください
親トピック: DBFSコンテンツAPI