22.10 DBFSコンテンツAPIパスのgetおよびput操作

簡単なGETXXX()およびPUTXXX()メソッドを使用して、既存のパス項目を問い合せたり更新できます。

すべてのパス名で、メタデータの読取りおよび変更が可能です。コールが完了したら、クライアントは特定のプロパティがprop_flagsでフェッチされるようリクエストできます。

ファイル・パス名では、データの読取りおよび変更が可能です。コールが完了したら、クライアントは、prop_flags内のprop_dataビット・マスクを使用して、データ・アクセスの続行に使用できる新しいBLOBロケータをリクエストできます。

また、BLOBロケータを使用せずに、明示的に論理オフセット、バッファ量および適切にサイズ設定されたバッファを指定することで、ファイルを読取りおよび書込みすることも可能です。

更新アクセスでは、forUpdateフラグを指定する必要があります。リンク・パス名へのアクセスは、derefフラグが指定されている場合、暗黙的および内部的にストアによる参照を解除できます(機能サポート対象)。シンボリック・リンクを解決できるとはかぎらないため、この操作は推奨されません。

forUpdatefalseに設定された読取りメソッドGETPATH()では、有効なasofタイムスタンプ・パラメータを受け入れます。このパラメータをストアで使用して、フラッシュバック・スタイル問合せを実装できます。

GETPATH()およびPUTPATH()メソッドのバージョンの変異では、操作のasofモードはサポートされません。

DBFSコンテンツAPIでは、GETPATH()の後にCREATEXXX()を組み合せ、コールを介した適切なデータまたはメタデータの転送によりコピーを簡単に実装できるため、明示的なCOPY()操作はありません。これにより、ストア間でのコピーが可能ですが、内部化されたコピー操作ではこの機能は提供されません。

関連項目:

DBMS_DBFS_CONTENTメソッドの詳細は、Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンスを参照してください