22 DBFSコンテンツAPI
複数の異なるプログラミング環境でデータベース・ファイルシステム(DBFS)を使用するようアプリケーションを有効化できます。
- DBFSコンテンツAPIの概要
クライアント側のプログラムによるAPIパッケージであるDBFSコンテンツAPI (DBMS_DBFS_CONTENT
)を使用して、アプリケーションによるDBFSの使用を可能にできます。アプリケーションは、SQL、PL/SQL、JDBC、OCIおよび他のプログラミング環境で作成できます。 - ストアおよびDBFSコンテンツAPI
DBFSコンテンツAPIは、1つ以上のストアのパス・ネームスペースを単一の統合ネームスペースに集計します。 - DBMS_DBFS_CONTENTスタート・ガイドパッケージ
DBMS_DBFS_CONTENT
は、Oracle Database 11gリリース2以降のOracle Databaseの一部であり、インストールは必要ありません。 - 管理および問合せAPI
管理クライアントおよびコンテンツ・プロバイダは、DBFSコンテンツAPIにコンテンツ・ストアを登録する必要があります。また、管理クライアントは、選択したトップレベルのネームスペースにストアをマウントする必要があります。 - DBFSコンテンツAPIの領域使用量の問合せ
ファイル・システムの領域使用量統計を問い合せることができます。 - DBFSコンテンツAPIのセッション・デフォルト
DBFSコンテンツAPIへの通常のクライアント・アクセスは、特定のオブジェクトで構成される暗黙的なコンテキストで実行されます。 - DBFSコンテンツAPIのインタフェース・バージョニング
DBFSコンテンツAPI自体の進化を可能にするために、パブリックAPIが変更されるたびに内部数値APIバージョンが大きくなります。 - DBFSコンテンツAPIの作成操作
プロバイダSPIは、クライアントがDBFSコンテンツAPIを呼び出すときにSPIがディレクトリ、ファイル、リンクおよび参照要素(ストア機能のサポート対象)を作成するように実装する必要があります。 - DBFSコンテンツAPIの削除操作
プロバイダSPIは、クライアントがDBFSコンテンツAPIを呼び出すときにSPIがディレクトリ、ファイル、リンクおよび参照要素(ストア機能のサポート対象)を削除するように実装する必要があります。 - DBFSコンテンツAPIパスのget操作およびput操作
単純なGET
XXX
()
およびPUT
XXX
()
メソッドを使用して、既存のパス・アイテムを問い合せるか、更新できます。 - DBFSコンテンツAPIの名前変更および移動操作
パス名は、同じストア内でのみ(場合によってはディレクトリ階層およびマウント・ポイント間で)名前変更または移動できます。 - ディレクトリ・リスト
ディレクトリ・リストは、いくつかの異なる方法で処理されます。 - DBFSコンテンツAPIのディレクトリ・ナビゲーションおよび検索
DBFSコンテンツAPIのクライアントでは、ディレクトリ・パス名のコンテンツをオプション・モードでリストまたは検索できます。 - DBFSコンテンツAPIのロック操作
DBFSコンテンツAPIクライアントは、特定の基準に応じてユーザー・レベルのロックを適用できます。 - DBFSコンテンツAPIのアクセス・チェック
DBFSコンテンツAPIは、操作によって特定のパス名のアクセスをチェックします。 - DBFSコンテンツAPIの抽象化操作
DBFSコンテンツAPIのすべての操作は、抽象opcodes
として表されます。 - DBFSコンテンツAPIのパスの正規化
APIパスの正規化を実行するプロセスがあります。 - DBFSコンテンツAPIの統計サポート
DBFSは、DBFSコンテンツAPIの統計を収集するコストを削減するためのサポートを提供します。 - DBFSコンテンツAPIのトレース・サポート
DBFSコンテンツAPIユーザー(クライアントとプロバイダの両方)は、汎用トレース機能であるDBFSコンテンツAPIトレースを使用できます。 - リソースおよびプロパティ・ビュー
特定のビューでコンテンツAPIの構造およびプロパティの説明を表示できます。