22.1 DBFSコンテンツAPIの概要
クライアント側のプログラムによるAPIパッケージであるDBFSコンテンツAPI (DBMS_DBFS_CONTENT
)を使用して、アプリケーションによるDBFSの使用を可能にすることができます。アプリケーションは、SQL、PL/SQL、JDBC、OCIおよび他のプログラミング環境で作成できます。
DBFSコンテンツAPIは、ファイルシステムに類似した抽象化を提供するメソッドの集合です。これは、1つ以上のDBFSストア・プロバイダによって支えられます。DBFSコンテンツ・インタフェースのコンテンツは、メタデータを含むファイルを指し、表のSecureFiles LOB
(およびその他の列)にマップしたり、データベース内部で実行されるJavaまたはPL/SQLにあるユーザー記述のプラグインによって動的に作成することができます。プラグインの形式はプロバイダと呼ばれます。
ノート:
DBFSコンテンツAPIには、SecureFilesストア・プロバイダDBMS_DBFS_SFS
が含まれます。これは、スキーマ内の列としてLOBをすでに使用しているアプリケーションがLOB
列にファイルとしてアクセスできるようにするためのデフォルトの実装です。
関連項目:
プロバイダの例を次に示します。
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ファイルを介してデータを公開するパッケージ・アプリケーション。
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カスタム・アプリケーション開発者が、医療イメージを格納するアプリケーションなどのファイル・システム・インタフェースを活用するために使用します。
親トピック: DBFSコンテンツAPI