2.5 LOBに対するパラレルDDL操作、パラレルDML (PDML)操作およびパラレル問合せ(PQ)操作の実行

SecureFiles LOBまたはBasicFiles LOBがあるパーティション表に対して実行するとき、次の操作のパラレル実行がサポートされています。

  • CREATETABLEASSELECT
  • INSERT AS SELECT
  • 複数表のINSERT
  • SELECT
  • DELETE
  • UPDATE
  • MERGE(条件付きUPDATEおよびINSERT)
  • ALTER TABLE MOVE
  • SQL Loader
  • インポート/エクスポート

また、SecureFile LOBのみの非パーティション表に対して実行するとき、次の操作のパラレル実行がサポートされています。

  • CREATETABLEASSELECT
  • INSERT AS SELECT
  • 複数表のINSERT
  • SELECT
  • DELETE
  • UPDATE
  • MERGE(条件付きUPDATEおよびINSERT)
  • ALTER TABLE MOVE
  • SQL Loader

LOBを使用したパラレル操作に関する制限事項

  • 表にSecureFiles LOBのみでなく、BasicFiles LOB列も含まれている場合、パラメータ挿入ダイレクト・ロード(PIDL)は無効です。
  • LOB列が制約の一部である場合、PDMLは無効です。
  • LOB列に対してドメイン索引が定義されている場合、PDMLは機能しません。
  • トップレベルへの非パーティション表には、並列度を指定する必要があります。
  • LOB記憶域句を指定したALTER TABLE MOVE文を使用して、ALTER TABLE MODIFY文のかわりにLOB列の記憶域プロパティを変更します。ALTER TABLE MOVE文は、パラレルで実行されUNDOログが生成されないため、より効率的です。

関連項目:

『Oracle Database管理者ガイド』のパラレルSQL実行プロセスの管理に関する項を参照してください。

Oracle Database SQL言語リファレンスの「ALTER TABLE」