2 永続LOB

永続LOBとは、データベースの表の行に存在するLOBインスタンスです。永続LOBは、SecureFilesまたはBasicFilesとして格納できます。

LOBという用語は、記憶域タイプが明示的に指定されていないかぎり、SecureFiles型またはBasicFiles型のLOBを表すことができます。両方のストレージ・タイプの名前で指定することも、アーカイブまたはリンクへの参照で指定することもでき、これはSecureFilesストレージ・タイプにのみ適用されます。LOBの格納および管理には、SecureFilesをお薦めします。

記憶域タイプが明示的に指定されていない場合、SecureFiles LOB記憶域はCREATE TABLE文のデフォルトです。すべての新しいLOB列では、LOBの格納および管理に推奨される方法であるSecureFiles LOB記憶域がデフォルトで使用されます。SecureFiles LOB記憶域は、従来のネットワーク・ファイル・システムのパフォーマンスを満たす、またはそれを超える優れたパフォーマンスとスケーラビリティを提供するように設計されています。ただし、自動セグメント領域管理(ASSM)で管理されていない表領域のLOB記憶域には、BasicFiles LOB記憶域を使用する必要があります。SecureFiles LOBは、自動セグメント領域管理(ASSM)で管理される表領域でのみ作成できます。