4.12 DRDAサーバーでのOracleデータ・ディクショナリのエミュレーション
ゲートウェイでは、オプションで、Oracleデータ・ディクショナリでモデル化されたデータ・ディクショナリ・ビューを使用してDRDAデータベース・カタログを拡張できます。
これらのビューは、DRDAデータベースのディクショナリ表に基づいており、ビューのカタログ情報はOracleユーザーによく知られた形式で表示されます。 ゲートウェイのインストール中に作成されたビューでは、各ユーザーの権限に基づいて、ユーザーごとに表示されるデータ・ディクショナリ情報が自動的に制限されます。
- 「ゲートウェイ・データ・ディクショナリの使用」
ゲートウェイ・データ・ディクショナリ・ビューは、DRDAデータベースの内容および使用に対するOracleのようなインタフェースをユーザーに提供します。 - 「DRDAカタログの使用」
各DRDAデータベースには、独自のカタログ表およびカタログ・ビューがあります。
親トピック: アプリケーションの開発
4.12.1 ゲートウェイのデータ・ディクショナリの使用
ゲートウェイのデータ・ディクショナリ・ビューにより、DRDAデータベースの内容および使用に関してOracleに似たインタフェースが提供されます。
ゲートウェイのデータ・ディクショナリ・ビューにより、DRDAデータベースの内容および使用に関してOracleに似たインタフェースが提供されます。 Oracle製品には、これらのビューの一部が必要です。 ゲートウェイでは、z/OSのDB2 UDB、iSeriesのDB2 UDBおよびDB2/UDBカタログ・ビューがサポートされています。
ゲートウェイのデータ・ディクショナリ・ビューを問い合せることで、DRDAデータベースのオブジェクトを参照し、DRDAデータベースの権限付与されたユーザーを確認できます。 Oracle Database Gateway for DRDAは、多数のOracleカタログ・ビューをサポートしています。 Oracle DB2カタログ・ビューの詳細は、「Oracle DB2データ・ディクショナリ・ビュー」を参照してください。 これらのビューは、ゲートウェイと完全に互換性があります。