5.3 SQLトレースおよびゲートウェイ
アプリケーションを開発する場合、ゲートウェイを通じて渡される正確なSQL文を確認できると便利なことがよくあります。
このトピックでは、適切なトレース・パラメータを設定し、デバッグ・ゲートウェイを設定する方法について説明します。
- 「Oracle DatabaseでのSQLトレース」
Oracleデータベースには、実際にゲートウェイに送信されるSQL文を取得するためのコマンドがあります。 このコマンドはEXPLAIN PLAN
と呼ばれます。
親トピック: エラー・メッセージ、診断およびレポート
5.3.1 Oracle DatabaseでのSQLトレース
Oracleデータベースには、実際にゲートウェイに送信されるSQL文を取得するためのコマンドがあります。 このコマンドはEXPLAIN PLAN
と呼ばれます。
EXPLAIN PLAN
コマンドは、指定されたSQL文を実行するためにOracleデータベースが従う実行計画を決定するために使用されます。 このコマンドによって、実行計画の各ステップを記述した行が、指定された表に挿入されます。 コストベースの最適化を使用する場合、このコマンドにより、文の実行によるコストも確認できます。 このコマンドの構文は次のとおりです。
EXPLAIN PLAN [ SET STATEMENT_ID = 'text' ] [ INTO [schema.]table[@dblink] ] FOR statement
このコマンドの詳細は、「Oracle Database SQL言語リファレンス」を参照してください。
ノート:
ほとんどの場合、EXPLAIN PLAN
は、実際にゲートウェイに送信され、DRDAサーバーに送信されるSQL文を抽出するのに十分である必要があります。 ただし、特定のSQL文の形式に対しては、ゲートウェイで後処理が実行されます。
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